2016/3/7 1ケツァール=15円
今日は高級な温泉施設「サンタ・マリア」に行ってきました。
浴槽はタイル張りで新しく、天井が高いからのぼせにくいし
外観はこんなに立派です。
料金は、昨日のコンクリ風呂の2倍 20ケツ。
スニル行きのチキンバスで終点まで行き、
進行方向に歩いていくと右手に見えてきます。
※行き方・コンクリ風呂については昨日の記事をどうぞ →
内装はよく言えばスパ風かな?
でも、これで倍値ならコンクリ風呂で十分かなぁと思いました。
「サンタ・マリア」の近くには、「カサ・デ・サンシモン」という
カトリック&土着信仰のMIX宗教施設があるらしいので
行ってみることにしました。
サンタ・マリア左側の坂道を上がり、道なりに進みます。
なかなか見えてこないので、現地のおばさんに聞いてみると
「あんた、そんなトコ行くのかい?あんな悪い場所行くもんじゃないよ!
あーぁ嫌だ嫌だ。悪いどころか最低だ。」
ものすごく嫌な顔をして、半分叱られました。
他の人の反応も悪く「は?」って感じです。
笑顔も皆無。子供も然り。
一応「あっち」だとは教えてくれますが、軽蔑が込められている様な。
あんまり人気ないのかしら。
あー、これだ。中にろうそくの炎が見えます。
こういう場所は慎重にいかないと・・・
何がNGなのか全く分かりませんからね。
難癖付けられリンチされても適いません。
見張り番的なおじさんに「入ってもいいですか?」と聞くと
「どーぞ」と言ってもらえました。
サン・シモンってそもそも何なのか??
昔シモンという金持ちスペイン人がいて、その人に頼むとどんな願い事も叶えてくれた
→ それに見立てたハリボテを作って現世利益の神としたそうです。
確かにハリボテは白人男性です。
祭壇で儀式を執り行っている最中だったので、横でおしゃべりしている女性に
「写真を撮ってもいいですか?」と聞いてみました。
「私じゃ判断できないわぁ、△△に聞いてあげる。」と、
祭壇の上にいる女性に聞いてくれました。
少し位の高そうな女性が祭壇の上から
「こっちまで上がって来るなら5ケツ、写真は10ケツよ。」だって。
「写真だけ」と言って10ケツ渡しました。
そうして撮った写真がこちら。
ハリボテにズームインしてみましょう。
テンガロンハットをかぶり、スーツを着て煙草をくわえています。
赤いのを巻いた人が司祭の様で、何やら唱えながら信者の身体を撫でていきます。
ろうそくの色によって、願いのタイプがあるみたい。
恋愛成就、健康、仕事、学業、呪い、商売繁盛なんでもあり。
人気があると本で読んだのですが、全くそんな感じはしませんでした。
アティトラン湖のほとりにある:サンティアゴ・アティトゥラン
アンティグアから行ける:サン・アンドレス・イサパ
グアテマラにはスニルの他にも上記2か所あるので、
それらはまた違った雰囲気なのかもしれません。
気になるなぁ。
山間の小さな町ですが、ちょっとした珍像もあり面白かったです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
