2018/11/13
サヴォカの目的はBar vitelliとChiesa di San Nicolò。
どちらもマイケルとアポローニャのエピソードには欠かせない場所です。
前日の情報収集むなしく、時間や乗換地点がハッキリしないまま
7:00のバスでサンタ・テレザへ向かいました。
※前日の記事︰冬のゴッドファーザーロケ地巡りは少々面倒
バス会社のホームページで時間と価格は調べる事ができます。
●タオルミーナ→サンタ・テレザ
interbus 利用 往復4.8ユーロ
●サンタ・テレザ→サヴォカ
jonica transporti 利用 片道1.9ユーロ
タオルミーナ7:00発のバスはメッシーナ行き。
寝すごす訳にはいきませんので
via savocaと運転手さんにアピールしておきました。
するとちゃんと覚えていて止まってくれ
この辺でサヴォカ行のバス停を発見しました。
7:50前にスタンバイできたので、とりあえず
表記されている朝一のバスを待ってみる事に。
バスは8:15頃やって来ました。
7:50にどこを出発したのかは不明なままですが。
私一人を乗せたバスは、クネクネと山を上りサヴォカに到着しました。
おお!bar vitelliが見えてテンション上がります。
時刻は8:30前。誰もいません。
まさかオフシーズンだからやってないとか?
コッポラ監督とツーショットなんかして遊んでいると
店員さんがやって来て「9時からだよ」とのこと。
冬期休暇中じゃなくて良かった。
開店時間まで時間があるので
先にサンニコロ教会へ行ってみました。
教会へと続く道。
寒いし逆光、中にも入れなかったけど
静かでとってもいい雰囲気。
朝早く起きたかいがあったわー。
開店と同時に入ったバー・ヴィッテリも貸切。
観光客がやって来るまでは、夢の時間でした。
マイケルの座った場所でコーヒーとカンノーリ
葉巻は持ってなかったのでタバコで代用。
っていうか映画では酒だから、全て代用品か。
ここのカンノーリがまた美味でして
パイ生地はパリパリ、リコッタチーズも超フレッシュでした。
映画でも登場するシチリア島を代表するお菓子で
1週間の滞在中3回食べましたが
バー・ヴィッテリのが一番美味しかったです。
コニーが毒入りカンノーリをドン・アルトベッロに手渡すシーン。
若い頃はマイケルと衝突する事もあったコニーが
全てを受け入れ許している様な雰囲気が好き。
色んなシーンが蘇えるなぁ。
9:30以降、観光客がちらほらやって来ました。
ゴッドファーザー人気は未だ健在の様です。
私が座ってると邪魔でしょ?
ここ一番座りたい場所だもんね。
ツアーだとお茶しなくても中を見学できるみたいで
ガイドさんとやって来てはサーっと帰って行きます。
貸切状態もこれまでか。
私が席を立つと、待ってましたといわんばかりに
欧米人夫婦がさささっと席に付いていました。
さーて、バーの中を見学して帰るとしますか。
飾ってある写真が古くて、年代を感じます。
アメリカンコーヒーと合せて7.5ユーロ。
非常に満足度の高いカフェタイムでした。
周遊バスがあればこのままフォルツァ・ダグロへ向かえますが
無いものは仕方がないので、今日の目的は早々に達成です。
帰りのバスまで4時間以上あったので
海辺まで戻りずーっと散歩をしていました。
ちなみに日を改めて行ったフォルツァ・ダグロへのバスは、往復一日たった一本。
折り返し運転で、滞在時間はたったの40分というタイムスケジュールでした。
ロケ地として使われた2つの教会は近いので
回れるか?といわれれば可能ですが
もう少しゆっくりしたかったかな。
効率良く個人で回るにはオフシーズンに入る前に来るべきですねぇ。
結局3日かかってしまいましたから。
反面、貸切状態というラッキーに恵まれる可能性は大です。
パラララララララララララ〜
鼻歌どころか普通に声に出して何度も歌えました。
改めて映画が観たくなってきたな。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
