多民族国家ミャンマーには、130以上の民族が暮らしています。
民族間の争い部分は、外から見えない様に隠されていますから
島国育ちでの頭で想像する事しかできません。
宗教の力関係も同様ですが、
こちらは直接目で見る事が出来ます。
ヒンズー教寺院なのに仏像があったりするのです。
ガネーシャ・テンプル
「GANESH TEMPLE」の電光掲示板が目印です。
仏様の後光、両替所の掲示板、額縁、色んな所を★チカチカ★させるのがミャンマー流。
全く賑わいの無い、小さなお寺です。
住職はインド系で白い袈裟を着ていました。
門をくぐると、ヒンズー寺院なのに仏様がいらっしゃいます。
完全に仏教寺じゃんと思ってよく見ると
祠の中にガネーシャがいました。
建物の中に入ってみます。
がらーーんとしており、巨大寺院とは打って変わっての静けさです。
お寺というか、小さな博物館の様です。
仏像あり、聖人あり、聖なる牛あり、何でもあり。
これは、まぁインドっぽいですね。
ポッパ山の聖人 ボーミンガウン氏。
いつもしかめっ面をしています。
ミャンマーのお寺には必ずこの人がいて
バックにはポッパ山の絵や置物がセットされています。
愛煙家だったので、たばこが供えられていたり
線香の様に火をつけてある場合もあります。
担当者(像のお世話をする人)が付いている場合も多いですし
ボーミンガウン像にはいつも人が群がっています。
チェホンマンにしか見えませんが、人気の程が伺えます。
ここの灰皿は散らかっていましたが、他のお寺ではこんな事はありません。
こ。。。これは
サイババ氏ですね。
サイババの置物を初めて見ました。やるなぁ。
そして中国系へのフォローも忘れません。
「ヒンズー教徒は、ミャンマーでは少数派で肩身が狭いんだよ」と住職が言っていました。
その様ですね。
他にもヒンズー寺院に行きましたが、必ず仏像が置いてありましたから。
もう一つお気に入りなB級スポットがあります。
ハッピーワールド
シュエダゴンパヤー正門の真向かいです。
着ぐるみドラえもんの旗が目印です。
※2018年再来時には撤去されていました。
雨が多いヤンゴンで、室内遊園地は理に適っていますね。
コインを投入して自ら遊ぶタイプの乗り物がたくさん置いてあります。
海外キャラクター+ミャンマーセンスの融合(平たく言うと偽物)が多く見られるスポットです。
ウルトラマンとライオンキングでしょうか、どちらも楽しげです。
コイン落としゲームや、UFOキャッチャー等のゲーセンゾーンもあります。
景品のアラレちゃんは人気があるのでしょうか、バッタもんにしては上手くできている方かと。
元々かわいくないスポンジボブはいいとして
これはヒドイです。どうしたトム??
他にもツッコミどころ満載な乗り物・置物が多数ありますので、珍好きの方にはおススメです。
本気の金ぴか寺院もいいんですけどね。
やはり私はB級スポットを探してしまうのです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
