2016/4/18 為替:1コロン=0.2円
サンホセから2時間、イラス火山へ行ってきました。
山の天気は変わり易く、霧が一瞬にして晴れたり
突然小雨がさーっと降り出したりします。
日差しは突き刺さる様に強いのですが、風は冷たく
山頂では上着を着たり脱いだりしていました。
サンホセからイラス火山への直通バスは、
朝8時 Calle 1-3 Ave.2 国立劇場前から出発します。
そのバスがそのまま火山入り口に待機していて、
12時半に帰りの便となります。(片道:2295コロン)
このバスはカルタゴ経由の為、私以外の観光客は全員
火山の帰りにカルタゴで降りていきました。
有名なロス・アンへレス大聖堂があり、
その中に小さな黒いマリア像があるんですって。
興味がある人は、1日で周れて効率が良いですね。
バスは定刻通りに出発しました。さすが都会。
くねくねの山道をどんどん上り、雲が低く見える様になります。
途中、霧が濃いエリアもありましたが
山頂に近付くにつれ、晴れ間も覗くようになってきました。
チケット購入場所で一旦バスを降り、入山料を支払います。
(入山料:15USD又は8200コロン)
再びバスに乗り込み、入り口まで行ってくれます。
うわぁ・・・霧で何も見えない・・・
と、思った次の瞬間 青空。
空模様は目まぐるしく変わります。
木の柵が設けられ、火口ギリギリを歩けるようになっています。
柵越しに覗き込むと、火口が見えます。
パンフレットや案内看板では「あたかもカルデラ湖が存在するかの様な」
書き方がされていますが、もう干上がっています。
カルデラ湖を見るなら、ポアス火山の方でしょうね。
では、なぜ私はイラス火山を選んだのか?
・イラスの方が、火口に近付けそうだったから。
・ポアスは霧がかっている事が多い(らしい)から。
・ポアスには遊歩道が4キロ程あるから。←これは一般的にプラス要素ですが
ニカラグアのモンバッチョで経験済みなので、いいかなと思いまして。
過去の記事もどうぞ→グラナダから日帰り火山:マサヤ&モンバッチョ
山の植物で断トツ気になったのが「巨大な葉」
火口付近や、写真奥に見える丘にもわんさか生息しています。
近くで見ると、トゲトゲしていて毒々しい
la sombrilla de los pobres「貧乏の傘」という名前の植物。
比較対象物が無いので大きさが伝わりませんが、
名前の通り小さめの傘くらい、折りたたみ傘くらい。
一方、地面にへばりつくようにして生えているものも。
小さな花を見ようとしゃがみ込むと、蜃気楼が広がっていました。
それほど地熱と空気熱の温度差が激しい場所なのです。
もう少し高い位置にもミラドールがあるそうなので
標高3432M 山頂を目指して10分程、上り坂を上りました。
息切れしながらやってきましたが・・・
先程まで見学していた場所が下に見えるだけでした。
火口を見るなら下の方が近くて良いかなと思いますが、
山頂!という達成感はありますね。
晴れていれば、もっと遠くまで見渡せるんだろうなぁ。
砂に足を取られながら火口付近を歩き、山頂まで上って
帰りのバスにピッタリでした。
急ぐと時間が余ってしまうので、のろのろペースが丁度良いです。
個人的には干上がったクレーター、好きですよ。
カルデラ湖みたいな派手さはないけれど、
火山の底力を感じられる様な気がするから。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。

たか子さん火山行きとっても順調だったようでなにより。
もう一方にも行くんでしょうか。
また次の旅行記楽しみにしてます。
八木さん
コメントありがとうございます(*^-^*)
ポアスは・・・行かない可能性が高いです。
カルデラ湖は干上がっていたけど、火口が見れたので
イラスで満足しました!
はい、よろしくお付き合い下さい。
火口より葉っぱに目がいってしまった(^^;
干からびた砂地でよく生きてるなぁ~と
日本の植物は比較的小さいから大きいってだけでウキウキしちゃう!!
そんな日本も比較的大きくなる蓮の季節がきて葉っぱが出てきたよ~(≧▽≦)
あいこちゃん
コメントありがとう(^^♪
でしょ、葉っぱ巨大でしょ。
火口付近のそこらじゅうに生息してました。
もう5月だもんね~早いなぁ。
移動先ごとで気候が全然違うから、季節感がありません。
コスタリカのサンホセは、暑くもなく寒くもなく虫もいなくて
大変過ごしやすい町でした。