2016/10/28 1CLP=0.15円、1ALP=7円
ペリトモレノ氷河への拠点となる街、エルカラファテへやって来ました。
プエルトナタレスからの国際バスは17,000CLP。
バス代もどんどん高騰中ですね。
チリ・アルゼンチンのイミグレは共に荷物検査、記載書類も一切なく簡単通過。
あまり国境越えの感覚がないままアルゼンチン入りしました。
パタゴニア観光は天気が全てです。
しかし山の天気は変わりやすく、朝晴れ予報が出ていても
数時間後には雨予報に変わっていたりするので計画が立てにくいのです。
ペリトモレノ氷河へ行く当日もそんな感じで、
午後の予報が晴れから曇りへと一転しました。
ここでは氷河トレッキングが人気ですが、非アクティブな私は
ツアーには参加せずトレイルから氷河をゆっくり眺める方を選択し
バスでロスグラシアレス国立公園の入り口まで行きました。
・エルカラファテ~ロスグラシアレス国立公園 バス
CAL TUR社利用 9:00発16:00戻り、13:00発19:00戻り。
現金払いだと500ALP クレカ決済だと550ALP(往復料金 ターミナル使用料含)
公園入園料330ALP。
たった1時間半のバスなのに、どこまでも強気な価格設定に驚愕します。
朝早く起きれなかったので午後便にて出発しました。
公園に近付くにつれてどんよりした雲がかかってきます。
あぁ・・・早起きすべきだったかな。
本当に天気が変わりやすく、雨が降ったり強風が吹き荒れたり
太陽が顔を出したりと目まぐるしく空模様が変わりました。
氷河に到着した時には小雨が降り、空はどんより。
そして超ーー寒い!!
トレイルに屋根等はなく、強風と小雨をモロに受け体力を消耗していきます。
アッパートレイルに辿りついた頃、一瞬晴れ間が差しました。
太陽を受けると氷の青が際立ちます!
氷河の崩落も何度か見られました。
ゴゴゴゴーーっ地鳴りがして、雪崩の様に崩れ落ちます。
一部がポキっと折れる様に落ちる時もありますが、雪崩の方が迫力大かな。
どごーーん!という音と共に巨大氷河が崩れる様は圧巻です。
一瞬の晴れ間以降はずーーっと曇り空。
身体がどんどん冷えてきて、帰りのバス時間まで外にいるのは辛いです。
身体が芯まで冷え氷河トレイルから外れた頃、やっと晴れてきました。
太陽の光が当たると氷が神秘的。
フリータイムが4時間以上たっぷりあるのは嬉しいのですが、
天気が悪い中ずっと外で過ごすのは少々厳しいです。
キヨスクは18時前には閉まってしまい、温かい飲み物も手に入らないし
トイレも行けないし、風をしのげる場所が皆無です。
その為、集合時間は19時なのに18時前から同じバスの乗客が集まり始めました。
寒いもんね。
時間にルーズな海外で、異例の集合時間40分前に全員が揃い帰路についたのでした。
10月末のハイシーズンに差し掛かるこの季節。
まだ観光客は少ない様で、バスは当日でも取れるし
氷河トレッキングは前日の夕方でも空きがありました。
エルカラファテでは、半日本人宿「AMEL」のドミに1泊130ALPで宿泊しました。
キッチンの食器類は油でギトギト、換気扇が無いので常に肉臭く
二段ベッドに上がればギーギー揺れ、トイレは根本から水漏れしてベトベト
犬猫がいて毛が付くし、大型犬は拾ってきた羊の頭をがっつく始末。
オーナー夫婦は悪い人ではありませんが、清潔感が無いのは否めません。
こんな宿でも4泊の滞在中フルの日が2日あり、
ハイシーズンは安宿確保が難しくなると思われます。
天気が安定したベストシーズンに訪れたいけど、人の多さと価格を考慮すると
10月末という若干早めのパタゴニアも良いかもしれません。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。

アメル笑
不衛生だったけどおもしろかったね
氷河、大きな氷の塊を想像してたから近くで見たとき細かい氷の団体ってことを初めて知ったよ!!
もっと眺めてたかったなぁ!!
あいこちゃん
ベッドの揺れといい、キッチンの油気といいΣ(・□・;)斬新でしたな。
アメル。何年後もあのままでしょうね(笑)
氷河は天気が悔やまれるわ、極寒だった・・・
トレッキングコースだと眺める時間が短めなんだよね。