美しい生命力と危険を体験:イキトス発アマゾンツアー

2016/5/6-8

眺めている分には美しいけど、実際に自分の足で歩いたり

カヌーを漕いで入っていくのは危険なサバイバル。

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ジャングルの中には、人間にとって様々な薬となる木

反対に、触ると目が見えなくなる毒を持った木

死ぬ毒キノコなどがたくさん生きていて

動物とあわせて植物の生命力も魅惑的に感じられます。

 

イキトス発の2泊3日ツアーはあっという間に過ぎていきました。

2日目の昼までは、1泊ツアーの団体8人と一緒でした。子供付き。

 

動物救済センターという名の動物園では、

ナマケモノ・猿・トゥーカン・アナコンダ等が放し飼いされています。

 

猿が観光客にまとわりつきます。

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寝ているナマケモノを木から引っぺがし、抱っこさせて記念撮影。

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ナマケモノってちょっと笑ってるんだね。

 

水の中からアナコンダを引きずり出して、首に巻いて記念撮影。

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ペットとして飼われていた動物、ケガをしていて野生では生きていけない動物を保護しているらしいですが、

レスキューセンターというより「記念撮影Zoo」といった施設でした。

 

ワヤ族の村も、酒の試飲販売も作られた感じで微妙。

ピンクイルカは遠くにいるかも?って感じだし、ピラニアは釣れないし。

子供がグズってたけど、私だってグズりたかったぞ。

 

アマゾンのジャングルが感じられたのは、1泊ツアーの団体が帰った後です。

さて、やっと静かになりましたよ。

 

もうコレといったメニューはありません。

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朝早く起きて夜明けの空気を吸ったり、頑張ってカヌー漕いだり、

ぬかるみにはまりながらジャングルを歩くジャングル探検体験です。

 

ただただジャングルに入って行く、これが面白い。

 

エンジン付ボートでスイスイ進んでる時には聞こえなかった

様々な鳥の声、葉の落ちる音、しんと静まり返る一瞬を感じながら

ガイドと二人でカヌーを漕いでジャングルに入って行きます。

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めっちゃ疲れます。

パドルなんて持った事ありませんから、豆できました。

それに突然の雨にも降られました。

痛いし、雨に濡れるの大嫌いなのに「これもジャングルっぽいな」

って楽しんでる自分がいて驚きました。

 

カヌーも汗だくになりますが、歩く方がもっと汗だくになります。

 

泥濘の中コケたくないので、集中して歩かなければいけないのに

蚊が顔の近くに飛んでくるわ、木は飛び出してるわ

ここで迷ったら確実に死ぬ、ここで倒れたら虫に食われてウジがわく

そんな妄想が膨らんで、変に汗だく。

 

でも・・・アマゾンに飲み込まれそうになりながら、

妙にアドレナリンが出てました。

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虫除けスプレーを何度もかけ、レインコートと登山用パンツに長靴。

蚊が逃げていく生地の手袋、さらに顔にはネットをかぶせて完全防備。

それでも蚊やダニに計15ヶ所ほど刺されました。

アマゾンの虫恐るべし。

 

外から眺めている分には本当に美しいんですよ。

朝焼けも、重たい雲にかかる虹も・・・

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反面厳しい一面もあり、そちらも少しだけ覗けて良かったな。

 

天気が悪い事もありますし、アマゾンは断然ジャングル探検が面白いので

是非2泊3日ツアーをおススメします。



最後までお読みいただき、ありがとうございます。



美しい生命力と危険を体験:イキトス発アマゾンツアー」への2件のフィードバック

  1. あいこ

    すごーい大自然!!
    普通の旅行では行けない体験うらやましいっっ!!
    海の青も好きたけど森の緑も好き(≧▽≦)
    濃い緑の中、聞いたことない鳥の声とか癒されそう~!!
    酸素を作ってるのはアマゾンっていうほどやから空気違うん?
    あーでも想像するだけでかぶれてしまいそうや( ̄▽ ̄;)

    返信
    1. takako 投稿作成者

      あいこちゃん

      キツツキって「ドドドドドド」ってドリルみたいな声で鳴くのよ。
      ガイドに「木を突く音かと思った」って言ったら笑われました( ´艸`)

      澄んだ空気というより、沼地・湿地といった泥臭い様な空気。
      木が腐ってるからねぇ、って全然魅力的に聞こえませんね。
      でも、すがすがしい気持ちにはなれました。

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