3週間キューバに行ってきました。
滞在中WIFIカードを購入してまでインターネットを使う気にはなれなかったので、
書き溜めた下書きをアップしていこうと思います。
2016/1/22
カンクンから飛行機で1時間ちょっと、ハバナに到着。
メキシコの不自由の無い快適な環境に甘やかされていたので、
イミグレや荷物検査の要領の悪さや、両替所が空港に2か所しかない不便さ、
割り込みをガンガンしてくる輩にうんざり・・・と
マイナスイメージからのスタートとなりました。
キューバは二重通貨制度。
手持ちのメキシコペソからCUC(外人用の高い物を買う時に使う通貨)への両替をし、
CUC→CUP(屋台や個人商店で使う通貨)へは再両替をする必要があります。
1米ドル=1CUC(クック・セウセ)=24CUP(モネダ・ペソクバーナ・センターボ)
色んな言い方をする人がいます。
このレートは固定で、CUCで支払いモネダでお釣りがくる場合もありました。
空港での両替はレートが悪いので、数日分のカサ代程を両替して
あとは町のカデカ(両替所)へ出直した方が良いかと思います。
長蛇の列に並び続け、両替を済ませてタクシーに乗るまでに2時間程かかりました。
空港から市内までのTAXIオフィシャル料金は25CUC。
空港の真ん前から乗るとびた一文引いてくれないので、
とりあえず大通りまで出てタクシーを拾う作戦で行きました。
駐車場を横切り、数分歩くだけで少しだけ交渉が可能になります。
20CUCまでしか下がりませんでしたが、数分歩いただけなので良しとしましょう。
カサを予約していなかったので、とりあえずオールド・ハバナのカピトリオ付近へ行ってもらう事にしました。
外国人が泊まれる家の入り口には、こんなマークが付いています。
タクシーの中から、たくさんのカサマークが見えたので「すぐ見つかるだろう」と思っていました。
ところが、外観の雰囲気の良いカサは満室・・・
1ベッドルームだったり、うるさい子犬を飼っていたり、部屋が暗くて湿っていたりして難航しました。
道がガタガタでスーツケースは転がらないし、汚い水たまりやゴミも多い。
おまけに雨まで降り出し探す気が失せてしまい、
35CUCと少し高めの2ベッドルーム×2泊で決定しました。
陽気でノリの良さそうなカサ番の女性だったのですが、
2泊分を20CUC×4枚で支払った時に5CUCしかお釣りをくれなかったり
カサ探しに勝手に付いてきたおじさんに「5CUCくれ」と耳元でせびられ気持ち悪かったり・・・
今後も、この手のセコい誤魔化しや集りが結構ありました、キューバ。
お釣りは「10CUCでしょ」と言えば返してくれるし、
気持ち悪いおじさんも無視すれば諦めるんだけどね。
とりあえず外人見たらチョロまかそう、そんな意気込みを感じました。
モロ要塞対岸の散歩コースに入れない程の高波と強風、風が冷たいハバナ。
ざっぱーーん
散歩コースに入ろうものなら、警官に「ぴー」と笛を鳴らされて注意されます。
これは確実にさらわれる、警察が見張るのも頷ける程の天候でした。
さて、こんな滑り出しのキューバ旅。
徐々に気分は盛り上がっていくのだろうか。
都会はこんなだけど、田舎に行けばのんびりした雰囲気が漂っているかもしれない。
そんな期待を胸に、島の東にある小さな町バラコアまで足を伸ばしてみる事にしました。
この期待が、完全に裏切られるとは思いもせずに・・・
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
