2016/2/16 為替:1メキシコペソ=6円、1米ドル=114円=2ベリーズドル
大好なメキシコ、カンクンを去る日がやってきました。
グアテマラのフローレスへ、ベリーズシティ経由で向かいます。
カンクンからベリーズシティ行きのADOバス(672ペソ)は一日一本 22:15発。
到着予定が翌日朝5:25、7時間程の移動です。
早朝に着くので、同日フローレス行きのバスにも乗れそうですし、
ベリーズシティは治安が悪い・宿が高い・特に何も無いらしいですが、
ベリーズシティに1泊だけする事にしました。
2014年12月からビザも不要になった…というか、
長距離移動は疲単純に疲れますからね。
私は自分の事を「晴れ女」だと信じているので、雨対策をしていません。
しかし、カンクンを去る日は朝から雨。
空は灰色の雲に覆われていました。
晴れ女の為、スーツケースを覆う袋など勿論持っていませんから
濡れてほしくないものをジップロックや圧縮袋に入れて荷造りをしました。
ガジェット類でしょ、紙の袋に入った味噌汁でしょ、ダウンでしょ、
それでも「私がホテルを出る時は止んでるはず」なんて思っていました。
しかし、21時半になっても雨は止まず・・・結局タクシーで行く事にしました。
バスターミナルまではホテルから歩いてたった5分の距離だけど、
濡れるのは嫌だもの。
いつもは「タクシータクシー」言ってくるくせに、拾おうと思うと全然つかまらない。
やっと止まったタクシーも、スーツケースを乗せようとすると急発進して
私を振り払いドアを閉めて走り去る始末。危ないって!!
この時点でかなり濡れていたので、覚悟を決めてレインコートを羽織り
小走りでバスターミナルへ向かったのでした。
ずぶ濡れ汗だく・・・これだから雨は嫌なんだって。
このままクーラーがんがんのバスに乗ったら絶対に風邪を引くので、
急いで狭いトイレで着替えましたよ。
22:15
時刻通りに出発したバスは、途中の町で乗客を拾いながら国境へ向かいます。
4:15
「メキシコ国境に着いたので、全員外に出て下さい。」とたたき起されました。
イミグレは無機質な個室で、一か所のみ。
その前に乗客が並ぶのですが、個室以外の部分には屋根がありません。
これ、雨降ってたらどうするんだろう??
傘さして並ぶのか、バスから一人ずつダッシュするのか??
ずぶ濡れになるのか??
幸い雨は降っていなかったので、助かりましたが。
さて問題の税金は「390ペソか25米ドル払え」と言われました。
空路から入って7日以内だと免除されるはずですが、個室で払えの一点張りです。
キューバから飛行機で入国したと言っても聞いてもらえません。
(キューバのイミグレもいい加減で、出国スタンプ押してくれなかったからかな)
Eチケットを捨てずに持って来れば良かったなぁと、眠たい頭で思いました。
渋々500ペソを渡すと、100ペソだけお釣りがきました。チッ。
全員の出国審査が終わるまで1時間弱かかりました。
次はベリーズへ入国です。
「全員、持ち物を全部持って入国審査を受けて下さい。」とアナウンスが。
預けていたスーツケースもトランクから一旦出し、
全ての荷物を持って入国審査を受けなければなりません。
これがまた一か所しか開いておらず、全員が通過するまでに1時間半ほどかかりました。
予定通り早朝ベリーズシティに着いてしまっても困るので、
この遅れは良かったかなと思います。
移動時間は10時間かかり、朝8:15(ベリーズタイムでは7:15)着。
天気も良く、人も出ているので、バスターミナル内で時間を潰さなくてもよさそうです。
やっぱりね、晴れてる
治安が悪いと言われていますが、そんな嫌な感じはしませんでした。
道も建物もキレイです。
海はヘドロとゴミだらけでしたが
引いて写真を撮れば美しく見えますね。
警察官が多く(これは治安が良いとも悪いとも取れますが)お店の人の感じも良く
すれ違いざまに「ハロー」とにこやかに挨拶される事も多かったです。
ベリーズでは、米ドルがそのまま使えるので(1米ドル=2ベリーズドルで固定)
カンクンの米ドル用ATMで、必要分だけキャッシングしておきました。
両替の必要がないので楽ちんです。
確かに物価は高い。
傾きかけのぼろロッジのドミで25米ドル。
これがbooking.com見た最安宿でした。
共有スペースからの眺めが良かったのと、シェアメイトがいなかったのが救いかな。
ずっとここから海を眺めていました、タバコがすすみます。
ビーフカレー 6米ドル
町に香辛料屋さんがあったので、飯は大丈夫!イケます。
ベリーズシティは確かにこれと言った見どころはありません。
でも、そんなに急いでグアテマラへ向かう必要がなければ
1泊してもいい町かなって思いました。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
