2016/2/9-11
長かったキューバ、3週間。ようやく終わりが見えてきました。
ハバナは強風で曇りがちなので、レインコートが必要な日が多かったのですが
最終日は青空が見られ半袖で過ごすことが出来ました。
ハバナのカサを出る時に、カサのおばあちゃんからお決まりの質問をされました。
「ハバナは好き?」「キューバは好き?」と。
これ、海外でよく聞かれるのですが
今まで「うん、好きだよ。」と笑顔でしか答えた事はありませんでした。
嘘でもそうすれば良かったのに、心に余裕がなかったのかな
「あ・・・シエンフエゴスは良かったかも。」と微妙な返事をしてしまいました。
ダメだ。食べ物と水の不味さと、チーナ攻撃、体調不良が尾を引いているわ。
「そっか、まぁまぁって感じかしらね。」と表情が曇るおばあちゃん。
あぁ、あなたのせいじゃないのに。正直でごめんなさい。
おばあちゃんは白人で、旧市街のキレイなアパートに住んでいるけれど
観光通りから外れた地区は下水が漏れ悪臭に包まれ、
廃墟みたいな場所が存在し、そこに住んでいる人もいます。
義務教育や医療費が無料。医師の数が多い、幼児の死亡率が低いとか。
文字の羅列だと美しく見えるけど、平等とは程遠い印象でした。
国内の人は薬代も無料なのかな。
薬局はたまに見かけました。瓶がズラリと並んでいます。
症状に応じて配合する、漢方みたいな感じなのでしょうか。
地図が読めない人や、足を切断している人は多いし
1CUCの煙草を15箱買った時、店員が計算機を持ち出して計算したり
え??と思う事も多かったです。
旧市街は修復しながら残し、新市街はどんどん発展していくのだろうか。
火と黒煙を吐き続ける煙突を眺め、粉塵と排ガスを吸い込み、
コンクリをガーガー削る騒音にもまれながら、
この国の政策も廃墟同様ギリギリなのかもしれない・・・と思うのでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。

その気持ち、すごくわかります!ほぼ同じ思いをしました。下痢で苦しい中、小銭をちょろまかされる日本人のわたしは、昨日キューバから帰国しましたが、もう二度とキューバに行くことはないと思います。
Miさん
ブログ訪問&コメントありがとうございます。
同じ目に遭いましたか・・・辛いですよね。
何か食べなきゃいけないのに、食べたい物が皆無という苦痛。
ケチで下品なキューバ人に飽き飽きしましたわ。
無事のご帰国何よりです。
素敵な国たくさんありますから、次回のご旅行楽しんでくださいね。