2016/11/24 1ユーロ=120円
マドリッドから日帰りでトレドへ行ってきました。
バルセロナは寒くありませんでしたが
マドリッドの天気は曇りがちで小雨がぱらつき寒いです。
朝窓を開け重たい雲がかかっていると、出かける気が失せますね。
どうせなら晴れた日に美しい街並みが見たいと
天気待ちをしていたら、滞在最終日になってしまいました。
晴れ間が差すことはあっても、ずっと曇り+雨なんだもんマドリッド。
今日も曇っていて身体も重いけれど行くしかありません。
さて、トレドまで電車で行こうかバスで行こうか。
Renfeはアトーチャ駅から出ていて、特急だと30分で片道13€ほど。
バスはメトロ駅プラザ・エリプティカと直結しているターミナルから、1時間で往復10€以下。
バスですね。
メトロ駅からバスターミナルに入った0階の
非常に分かりにくい柱の陰にALSA社の窓口があります。
購入した往復券には時間や席の指定がありません。
とりあえず乗り場に行ってみると、既に長蛇の列ができていました。
スケジュールは30分に1本となっていて、先着順で乗せていきます。
ただ1台で全員乗り切れない場合は、増便してくれるので助かります。
バスの方が便が多く、時間も予定よりかからず45分
トレドのバスターミナルはRenfe駅より街に近いし
マドリッド⇔トレド間をバスにして正解でした。
さて、ソコドベール広場に向ってみますか。
トレドの街は坂が多く曲がりくねっており、全然思った所に着けません。
途中までエスカレーターに乗っていい感じに来たのですが、
絶景に惹かれ道を逸れ、アルカンタラ橋の方に行ってしまいました。
お陰でエスカレーターではなく、キツイ坂を上ることに。
グーグルマップだけを頼りに、
インフォメーションまで1時間近くかかってしまったわ。
案内ではソコドベール広場まで20分だそうです。
とりあえず対岸のパラドールというホテルへ行かなくては。
トレドの街を眺めながらホテルのカフェでお茶しに来たのですから。
パラドール方面へ行くバスは1時間に1本のみ。
料金は1.4€。観光バスの1/5程で行けます。
エスカレーターを下りバス停に向かい13時。
71番のバスをひたすら待ちます。
バス停は外で、丘中腹の吹きっさらし、ものすごく寒いです。
そこに霰が降って来ました。
痛いし極寒です。
30分待っても71番は一向に来ません。
霰は冷たい雨に変わりました。寒っっ。
こんな天気だし、ミラドールなんてどうでもいっか・・・
身体が冷え切り嫌気が差してきた45分後、やっとバスが来ました。
インフォメーションの人、だいたいの時間教えて下さいよ。
スペインにはあるでしょう?出発時間という概念が。
運悪く霰雨に降られ、時間と体力をロスしました。
バスに乗ってしまえば後は早い。
15分程でパラドール付近で下車し、こんな景色を横目にホテルを目指します。
天気が回復し気分も良くなってきましたよ。
高級そうな建物に到着しました。
パラドール・デ・トレド
重たいドアを押して中に入り、まずはカフェを素通りして外に出てみます。
おおー。正に絵葉書の様。
テラス席はびっしょり全滅でしたので諦めました。
くそー霰め。
カフェ1杯にパンが付いて2.6€。
観光地のホテルなのに良心的価格です。
広々したスペースでお茶するのって優雅な気分。
ホテルのカフェでコーヒーを飲むって事がものすごく久しぶりで
ゆったり良い気持ちになれました。
帰りのバスは1時間後、パラドール付近を00分前後に通過します。
もう少し散策してから帰ろうかな。
細道に方向感覚を狂わされながら。
土産屋には剣やナイフ・日本刀が目立っていました。
その後は霰にも雨にも降られず済みました。
冬の欧州は日が短く、16時半には日が傾き冷えてきます。
寒い夕暮れ時、濡れた道を歩くのは何だか寂しい。
今日はスペイン最終日、長かったスペイン語圏の最終日でもあるのよね。
明日からはグラシアスじゃないのか…と
とぼとぼバスターミナルへ向かうのでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。

コロコロ天気が変わって山みたいだね
統一感のある街並みや手入れされた自然もいいね
あいこちゃん
はい、天気は変わりやすいです。
雹なんて日本でも降られたこと・・・あるか?
ってレベルなので、寒さと痛さが辛かったです。
ホテルに着く頃には止んでくれて良かった(^^♪