2016/6/8
プーノの標高は3827m、クスコの3399mより高いです。
クスコで症状が出なかったので、少々調子こいていましたが
ここは3500m超え、甘かったです。
到着してから24時間経った頃から、関節痛がひどくなり
とにかく怠くて、身体が重いという症状が出ました。
酸素が薄いのに加えて、朝晩は本当に冷えます。
今夜の気温はマイナス3度、ホテルには薄い毛布が2枚だけ。
もちろん部屋に暖房設備はありません。
寝袋がなければ凍えてしまう程寒いのも、体調不良の要因かと。
しかし、寒い怠いからといって寝てばかりいると
酸素が体に入ってこない為、高山病を悪化させてしまいます。
無理しない範囲で、散歩やウロス島へ観光に行きました。
プーノにはのんびりした時間が漂っています。
チチカカ湖周辺には遊歩道が整備され、気持ちよく散歩ができます。
ボートがB級で笑えました。
絶妙な表情ですね。
サメかイルカっぽいやつ。
貸しボートは人気があり、常に3台は稼働していました。
ここからスピードボートで約30分、ウロス島へ行く事ができます。
島といっても、ここは浮島。
葦を積み上げてつくられた人工の島です。
家も島も全てトトラ。しっかりした造りになっています。
40程の島には学校や病院もあり、独自の社会を築いています。
島の外に住んではいけないというしきたりとか、教育が受けられないとか
現代は様々な問題がある様ですが、昔ながらの生活を続けるウル族。
バルサ(トトラ製の舟)にも乗りました。
入村料(5ソレス)や乗車料(10ソレス)は、島にとって大きな収入源。
観光客が入れる範囲は決まっていますが、写真を撮るのは自由です。
バルサ・・・どうやって動かすかと思えば
後ろからエンジン付きボートで押してるやん。
まぁパドルで漕ぐのは疲れますからね。
本調子でなくても、これだけ動き回れればいい方かしら。
一緒にアレキパからやって来た人は、丸一日ダウンしてたからなぁ。
これからも標高が高い地域が続くので、無理せず進んで行きたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
