ワット・ガイ
なんだい、ジロジロ見てんじゃないよ。見世物じゃないんだよ。
おススメポイント
アユタヤから日帰りでいけること。
お寺の規模は小さく、全体的にコンクリ像が灰色で地味な印象だが
そのぶん参拝者も観光客もおらずマイナー感があるので、地獄気分が味わえること。
行き方
アユタヤ チャオプロム市場から近隣へのミニバスが出ています。
ワットガイまでのバスはなく、ロッブリ川沿いを北上し、後はバイタクで向かいました。
帰りは32号線まで屋台のおばちゃんに送ってもらい、アユタヤ行きの大型バスを拾いました。
32号線北上ルートでも行けそうですが、ハイウエィにぽつんと降り立つ羽目になります。
目印になるような建物もありませんし、誰もいないと不安になります。
ひっそり感が漂いますね。
訪問時お坊さん一人と、屋台のおばちゃん二人しかいませんでした。
とたん屋根の下もがらんとしていて
寂しそうにお猿さんが謎の乗り物に乗っています。
こういう方もおられます。
ちょっと内股気味なところがカワイイ。
嘘をつき者達でしょうか、舌が伸びきったり、抜かれたり、イモムシに侵されたりしています。
尿土処(煮立った尿や便)を無理やり飲まされる刑では
腹の中からこういう虫が湧きます。
これらは、地獄の中では「一番マシな階層」に位置しています。
淫乱者達が落ちる衆合地獄には「地獄ツリー」があります。
地獄ツリーのてっぺんにはセクシーなお姉さんがおり、あはぁーん
としています。淫乱な罪人たちはお姉さんを目指して木を登ります。
木にはトゲトゲがあり、身を切りながらも、無類の女好きなので登ってしまうのです。
やっとの思いで上まで登ると、お姉さんはパッと消えてしまい、罪人は下に落とされます。
通常はこのストーリーにちなんだ地獄ツリーが多いのですが、これは・・・
ただの生首コレクションでしょうか。
てっぺんにお姉さんいないし。
賽銭箱付。
登り切る前に玉をカラスにつつかれてしまったエロおやじ。
クリーンヒット。
女好きそうなおやじだなー、メーカーさんやるなぁ。
こちらもクリーンヒット。
ムエタイの国タイらしい作品です。
地獄の刑期は恐ろしく長いですし、刑をひたすら延々と繰り返す厳しい所です。
だから皆さん懇願します。
「地獄行きにしないでください」閻魔様に圧倒的懇願・・・
あ、一人してませんね。
罪人が灰色で血も少なく派手さはありませんが、
ちょいちょいクスリと笑わせてくれる所が好きですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
