タイ最大の地獄寺です。
敷地の広さ、バリエーション、コンクリの数、全てにおいて最大級です。
全部をカメラに収めるなど到底不可能なコンクリ像の数々!乱立!
見落としてしまった作品、記憶から消えてしまった作品が沢山あると思われます。
是非、再訪したいお寺です。
ここはお寺全体が作品です。
自由な発想が最高、行ったら絶対に満足できる地獄寺です。
行き方
コラ―トにはバス発着点が二か所あります。
第一バスターミナルは街中にあり、近郊行ソンテウの発着点となります。
第二バスターミナルは、ターミナルと呼ぶにふさわしく規模が大きく、長距離バスの発着点になります。(街中から北へ徒歩15~20分ほど)
今回は第二バスターミナルから、目的地へ向かいます。
205号線上で降り、そこから徒歩20~30分。
周りには人っ子一人いない田んぼ道。
標識も何もなくて、ひたすら歩きました。
「バス降りたらバイタクのおじさんが一人くらいいるだろう」なんて甘く考えていたのですが。
だーれもいませんでした。
ぽっつーーんという表現がぴったりです。
行く前に疲れるのが嫌な方は、おとなしくコラ―トからトゥクトゥクに乗った方が無難かも。
もちろん帰りも徒歩で205号線まで行って、バスを拾おうとしましたが・・・
何台もバスが素通りしていきます・・・
1時間で数台に素通りされ、悲しい思いをしました。
結局、タクシーを拾いコラ―トへ戻りました。
それでもトゥクトゥクを雇えば良かったとは思いません。
時間を気にせず完全に自分のペースで見たいんです。
ゆっくりしたいのです。
だから、ドライバーを待たせて観光するのが苦手なのですよ。
寺に入ると、はい、まずコレ。
期待がおおいに膨らみます。
巨大トラにお坊さん、兵士にサル、そして骸骨ミックス!
自由すぎます。
今回は動物編として、刑執行人が動物である作品を中心に紹介します。
仏教では「殺生」を禁じています。
人殺しだけでなく、動物もむやみに殺してはいけません。
かえる君がこん棒で叩いたり、
トラさんがガブリといったり、
からす氏が腸を引きちぎったり、思い思いの方法で痛めつけています。
無数のコンクリ像が後ろに見えますね。
本当に数がすごいんですよ、ここは。
こちらのトカゲ君達は小さな武器を使っています。
パチンコってやつ?!
牛さんはバイク乗り回しちゃってますね。
付き人の牛人間が凛々しくて、ちょっとカッコイイ。
顔がブタになる刑もあるようです。
こちらの豚さん、人間を押さえつけながら切っています。
お魚さんも、人間を押さえつけながらブツ切りにしています。
こういう人間ぽい小細工が「お前たちも同じことやってるんだぞ」という教訓の様に感じます。
地獄の学校では、何を教えているのでしょう。
中にはこんな頭でっかちのかわいいトラちゃんもいます。
次回は、もう少しエグいやつ出そうと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
