2016/2/20
マヤ遺跡最大規模を誇るティカル遺跡へ行ってきました。
遺跡の配置とシェイプが大変美しく、広大でした。
天文学に精通していたマヤ神官の事だから、
夏至・冬至・春分・秋分の仕掛け以外にも「美の数学」ってのも
考慮して設計したんじゃないかしら。
フローレス島からティカルの駐車場まで、約1時間。
(入場料150ケツは仕切り屋に渡しただけで、特にチケットはもらえませんでした)
駐車場から遺跡の案内看板までもかなり遠く、ゆっくり歩くと30分弱かかります。
さて、一番の目玉である1号神殿から攻めるか、ぐるっと遠回りして
最後のお楽しみにするか・・・
ガイドと一緒の人達は、みんな1号神殿に向かっていく様でした。
そうなると、人のいない方いない方へと足が向いてしまいます。
まずグループHの方を目指し、モースレイ通りから4号神殿を目指すルートを取りました。
この日の頼りはスクショした地図1枚のみ。
地図と頼りない標識を頼りにジャングルを進みます。
メインエリア以外は怖い位に人がいません。
ジャングルにたった一人きり。
遺跡公園内とはいえ、歩を止め無音になると・・・ゾクっとします。
こういう時頭をよぎるのは、マヤがどうやって滅んだのか。
なぜか繁栄期の事よりも、落ち目以降の妄想です。
メインエリアから始めなくて良かったと思いました。
1号神殿を見た後のジャングル散策は、面倒だと感じてしまいそうだから。
トレイルは平坦だし、木が生い茂り日陰部分が多いから歩きやすいです。
木漏れ日程度の日差しが気持ち良く、森林浴という言葉がぴったり。
これだけで満足しそう。
一番の見どころで楽しみにしていた4号神殿は、ブルーシートに覆われていました。
しかも木で作られた階段を上っていくので、遺跡登頂感が味わえなくて残念。
ビュースポットの一角以外立ち入り禁止でした。
個人的には5号神殿と、暦の仕掛けがある7つの神殿広場が好きです。
急傾斜のピラミッドの美しいこと、圧巻なこと。
パワースポットと言うとチープになってしまうけど、
不思議な感じがする場所でした。
10時頃から歩き始め(6号神殿は疲れたのでパスし)
帰りのシャトルバス15時に乗ってフローレスへ戻りました。
ベリーズからのバスにも仕切り屋がいましたが、
昨日も記事も合わせてどうぞ→このおっさん何か嫌い:ベリーズシティからフローレス
遺跡行シャトルバスにもいました。
英語がまぁまぁ話せると威張る傾向にあるのでしょうかね。
第二言語だから、横柄になりがちなのは仕方ないにしても
基本命令口調で現地人と観光客共に仕切る。
ひそひそ「あいつがボスだな、威張ってるな。」とか、
白人男性がブチ切れて険悪な雰囲気になった時もありました。
「I know!!!! 何でお前にそんな言われ方されなあかんのじゃ!!」
その後彼はヘッドホンを装着し、仕切り屋の声をシャットアウトしている様でした。
確かに接客業としては成り立たないレベルだもんな。
んふふ、みんな同じ事思ってたんだ。
ここはグアテマラだよ、ってそんな事分かってるけど
ブチ切れてしまう事もあるよね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
