2016/1/30-2/2
超不機嫌でたどり着いたサンチアゴ・デ・クーバは、
何にもないバラコアとは打って変わり、お洒落な雰囲気が漂っていました。
首都じゃないけど田舎でもない、そしてハイパー観光地でもない。
地元の人の遊び場が垣間見れる町で、過ごしやすかったです。
テンションが上がった単純な3つの要素はこちら。
1.落ち着けるカフェがある
2.ピンクのクラッシックカータクシー
3.文句なしのカリブ海
単純ですねぇ、女なんてものは。
美味しいエスプレッソ飲んでー、カッコいい車に乗ってー、キレイな海見たらー
超ご機嫌なのですよ。
この街には、モネダ以上CUC以下のカフェがありました。
室内でウエイターさんが運んでくれるタイプのカフェです。
マシンで1杯毎出しているので、文句なしにエスプレッソが美味い!
キューバの嗜好品は美味しいんですよね、エスプレッソと煙草だけは。
エスプレッソ1杯0.25CUC~と良心的。
カフェラテやカプチーノみたいな、泡もこドリンクもちゃんとありました。
モネダ表示のしてある店は、基本立ち飲み系で全く落ち着けません。
一方「外国人はこちら」みたいなレストランで、
コーヒーを頼むと最低1CUC~の料金設定なので高め。
キューバではどちらか両極端なので、地元の人向けの室内カフェって珍しかったです。
こういう気楽に入れるお店がもっと増えればいいのになぁ。
要塞! 要塞という響きだけでカッコいい。
スペイン人がサンチアゴの守りを完ぺきにする為に建てた「モロ要塞」
戦いに関するものって、その当時の最高峰技術の結晶なので大好きです。
機能性を追求すると、無駄が無くなり、美しいシェイプを描く様な。
兵器や要塞、城って美しくて惹かれます。
セントロからはタクシーで行かなければいけない距離にあるので、
どのタクシーに乗ろうかとウロウロ。
いつもの様に「タクシー」と声を掛けてくるおじさんに価格交渉をし、
「車取って来るから待ってろ」と言われ・・・現れたのは・・・
超キュート!!ピンクのクラシックカーだ!
わーーい。内装もキュート。
メーターもクーラーも壊れているけど、まだまだ現役でした。
これならモロ要塞まで往復15CUCでもいいかなー♪
モロ要塞の博物館としてのレベルは、レベルを付ける程のものでもありませんし
湿度・気温共に高く、うだる様な暑さにやられそうですが
カリブ海の青で帳消しですね。
食欲は相変わらずなくて、朝ごはんしか食べない日が続いたけれど
美味しいエスプレッソと、葉巻の香りがする煙草、なつかしい味のするアイスに助けられながら
ここサンチアゴ・デ・クーバを好きになれた自分に「ほっ」としました。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
