2016/12/1_2 1ユーロ=121円
ナザレには伝統衣装を着た女性が残っているらしい。
ヨーロッパにもそんな地域があるんだ!見てみたいと思い
コインブラから約1時間半、ナザレへやってきました。
夏はリゾート地として賑わうのでしょうね。
12月のナザレはひっそりとした静かな印象でした。
オフシーズンのくせになのに宿やレストランは強気の営業姿勢でした。
まずレストランに「日替わりメニュー」がありません。
街中を歩いて1件しか見つけられませんでした。
現地の人は外食しないのでしょうかね。
それにしても人があまりいません。
私の宿泊したおばちゃんの家も私ただ一人です。
バス停で声を掛けられ、シングル20€と激高でしたが
面倒だったのでそこに2泊する事にしたのです。
噂通り、街には宿の呼び込みおばちゃんがたくさんいました。
「一軒丸々貸切」というのは聞こえは良いですが、
何かあった時どうしようもないので困ります。
WIFIが切れたり、キッチンの鍵を掛けられて入れなかったり、お湯が出なかったり。
ちょっと宿選びは失敗でした。
オフシーズンの影響はケーブルカーにまで及びます。
あのケーブルカーに乗って、サクっと岩の上まで行こうと思ったのに。
乗り場に行ってみると、固く扉が閉ざされていました。
メンテナンスだってさ。
日を改めて歩いて行くしかなさそうです。
けっこう高いですよ。
ひっそりとした上り坂を30分かけて上がります。
おおーー。
写真は穏やかに見えますが、強風と光反射で涙との戦いでした。
夏のビーチは人で埋め尽くされるんだろうなぁと思うと
オフシーズンの貸切感も悪くありません。
ミラドウロ付近の広場も・・・がらーん。
道や広場には、ナッツや栗を売っている女性がいます。
小さく写っているあのおばあちゃん。
この後立ち上がり棒を振り回して、商品に集るハトを追っ払い始めます。
その姿がかわいくて、買っちゃいました。(2€)
どんどん試食させ、大き目の箱に詰めだす商売上手な人でした。
「こっちの小さい箱でいいよ」って言わなかったら、この3倍の量でしたよ。
ハトが来たので再び棒に手をかけています。
「いやだねぇ、鳥は。ししっっ!!」
こんな強風の中、店番お疲れ様です。
撮影もOKしてくれてありがとう!
せっかくだから、ナッツ食べながら先の方まで行ってみるか。
どんどん進んで行くと駐車場に着きます。
ちょ、変なオブジェが見えるではありませんか。
なんだあれ?
近付くにつれ、気持ち悪さが漂ってきます。
サーファーがトナカイの被り物してる?
気持ち悪ーー。
こんなB級品もあるのですね、ポルトガル。
海沿いにあるレストランの日本語メニューもB級(以下)でした。
要求されていない場合にはなし皿、クベール含む飲料は、充電することができるか、それが使用できません。
小さく笑っちゃう点があるのも気に入りました、田舎町。
お目当ての民族衣装を着た女性もたくさんいました。
ひざ上スカート重ね履き+エプロン。
エプロンはチェック柄の人が多く、スリッパもかわいい。
未亡人になると全身真黒で覆います。
カフェのテラス席で隠し撮りました。
このロールケーキ生地、しっとりとしていて美味しかったぁ~。
裏切らないなぁ、ポルトガル菓子。
後の世代に、伝統衣装は受け継がれていくのかな?
かなり年配の女性しか着ていませんでしたから・・・
普段着としてはもう着なくなっていくのかもしれません。
今この時に来れて良かったなと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。

かわいい伝統衣装だね
年配の方に似合うかと言われればビミョーなほどかわいい
ナッツのおばあちゃんのも伝統衣装?
なら色の配色考えれば何歳でもいけそう!
どこの国でも年齢と服の色や柄は間違うと痛い人になるねぇ(@_@;)
あいこちゃん
ひざ上スカートをおばあちゃんが着てるっていうのがカワイイ。
ナッツのおばあちゃんもスカート重ね履きの民族衣装でした。
スカーフや靴とも合わせて、皆さんお洒落な印象でした。
歳取って着るものが限られてくる中、
民族衣装があるといいなーって思ってしまうよ。