2016/1/19
原色使いで、発想が自由なメキシコアート。
街にも何気なくハイセンスな物が置いてあります(グアダラハラのソカロ)
巨大な宇宙人っぽい形の椅子でしょ。
皆さん一緒に写真を撮っていますね、人気ゾーンです。
名高いアーティストもたくさん輩出してるし、
土産屋さんの置物もカラフルでとっても素敵なんですけどねぇ。
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やれば出来るのに、街にはロークオリティな物もあふれています。
張りぼて屋!!
この手のお店をちょくちょく見かけます。
紙を固めて形を作って、雑に色を塗ってあるだけの置物たち。
悟空やスパイダーマンらしき方達が奥に見えますが、ひどい仕上がりです。
盗まれない様にロープでガチガチに防犯対策してありますし、
毎日店の前を通ると、ディスプレイ位置を変えている事に気づきます。
店員さんが一生懸命はりぼてを拭いていて、
大切に商品を扱っている印象を受けました。
こんなの需要があるのか?と思いますが、見かけるんですよね。
クリスマスシーズン中、星形のはりぼてが至る所に飾ってあり大人気。
変な置物は市場の食堂にも置いてあるし、
車に乗っている愉快なやつもいます。
では、お店が無くなってしまい、置き場所に困る張りぼての行方は?
このエビは紙ではなく、コンクリ造りなので長持ちなのでしょう。
ロープで縛られ店裏で一匹待機中です。
早く次のレストランが見つかるといいね。
ハイセンスな芸術品から、ツッコミどころの多いはりぼてまで
メキシコはアートも楽しめる国でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
