2016/11/12_13 1ユーロ=117円
こんなに毎日精力的に観光に出かけた事はこの旅始まって以来。
「移動の次の日は休み」「目的地は1日に1カ所まで」
疲れるし、行った!という事実だけになってしまいがちだから。
しかし、怠け者のマイルールを守っていられない程
バルセロナには見どころが盛りだくさんです。
見所に全て入場したい気持ちはあるのですが、
個々の入場料はかなりお高め設定です。
本当に行きたい美術館や施設には入場料を払うのは当たり前として、
「ちょっと興味がある」「せっかくだからカタルーニャらしいものを」
という感じの軽い気持ちの場合、
無料!だとフットワークが軽くなって助かりますよね。
土日の無料開放時間を利用して、以下3施設へ行ってきました。
※月の第一日曜日は終日無料
カタルーニャ美術館 土曜15:00~ 12€→無料
ゴシック・ルネッサンス、現代美術、調度品まで幅広い展示品と展示数を誇り
建物も超立派な一流の美術館です。
予想よりはるかに空いていて、数十人並んでいるだけで即入れました。
中世のキリスト教絵画がズラリと並び、好きな人にはたまらないんだろうな。
この類の美術品は初なので、興味が持てる様に珍を探してみました。
探すと「なにこれ。」って面白い部分もあるものです。
1階のゴシックアートは素晴らしいのですが20部屋以上もあり
お腹一杯になってきたので、2階の現代モダンエリアで一休憩。
絵画だけでなくポスターや家具なんかもあり楽しめました。
一番の見どころと言われているルネッサンスアートですが・・・
なんと!3/4程を残して時間切れ。
「当館はあと15分で閉館いたします。」との館内放送が流れました。
うわん、もうすぐ18時じゃん。2階でのんびりしすぎたわ。
周りの人達も早歩きになって出口を探し始めました。
なんとかピカソの特別展だけ見て退散。
ずっしりとした美術品の数々で、かなり体力を消耗するので
本気で見たい場合は、無料開放時間の3時間では足りません。
夜景スポットでもあるので、立派な外観と景色だけ楽しむのも有りかな。
フレデリック・マレー美術館 日曜15:00~ 4.2€→無料
個人的にここはめちゃくちゃ気に入りました。
無料でなくても、4.2€以上の価値あります!!!
1階と地下はキリスト関係アート、2~3階が高級おもちゃ箱。
パイプ、時計、ペン、手帳、置物等のコレクションが盛り沢山!
階段を上がり部屋に入った途端に広がる異空間が素敵すぎる。
ここで目を引いたのが扇子の数々。
本当の金持ちってこういう事なんだよね。
富を見せつけられるわ、欧州。
完璧すぎて降参してしまう。
こんな感じの素敵空間がずーっと続くわけで、超楽しいです。
ゲーム品やおもちゃも憎い位に素敵でした。
トランプでしょ。
絵柄を見てるとワクワクしてきます。
双六的なやつ。
多分98のどくろマークは「ふりだしに戻る」だな。
こういう面白資料がパラパラ本になってるのです。
パラパラ本も至る所にあり、絶対に見落としてるはず。
その為にもう一回行きたいと思う程の展示数なのです。
物語的なのもありました。
34~36辺りが暴力的で気になりますね。
切り絵もオシャレだし、置物も独創的で全く飽きません。
夢の世界に迷い込める様な場所です。
フレデリック・マレー美術館隣の市歴史博物館も同曜日・時間に無料開放されていて
どちらも20時まで開いているので、ハシゴ可能です。
市歴史博物館(MUHBA) 日曜15時~ 7€→無料
地下1階には、ローマ時代の町の跡が残っています。
ここは洗濯場だったよ、教会の基盤だった等の説明が画付でされているので
イメージが湧きやすいです。
ここは無料日に来て正解だったかな。
滞在時間短めでした。
他にもピカソ美術館・海洋博物館も無料開放時間(共に日曜15時~)があります。
初めピカソ美術館を狙おうかとも考えていましたが、止めて正解でした。
土曜日の朝一9時過ぎに行き、すんなり入場。
しかし10時過ぎた頃からだんだん人が多くなってきて、子供が騒ぐ様になりイライラ。
昼前に外に出てみると、50人弱の列ができていました。
これが無料開放となれば・・・長蛇の列ができる事でしょう。
軽い気持ちで向かった3施設。
どれも見ごたえがあり、バルセロナの力を見せつけられました。
本当に行って良かったです。
ちょっと見てみたいかも・・・と思ったら無料開放時間を要チェック。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。

12ユーロが無料はでかいね!
てか無料日あることがステキ
そんで撮影もOKなとこもステキ
バルセロナいいなぁ
あいこちゃん
スペインのこの制度には助けられました。
無料だから行ってみようかな~ってノリで行って
超楽しめると(^^♪すっごく得した気分。
興味が広がる良いキッカケとなりました。