誰も知らない見知らぬ土地で、身ぐるみはがされて無一文になったら・・・
クレジットカードも現金も全滅したら・・・どうしよう。
そんな不安が付きまといます。
万が一の時に備え、家族にウエスタンユニオンの事前利用登録をお願いしました。
ウエスタンユニオンの送金サービスは、口座開設の必要もなく、カードもありません。
送金者が取扱店に出向いて送金手続きをするか、famiポートも利用可能です。
即時送金が可能で、世界中のウエスタンユニオン取扱店で現金が受け取れます。
ただし利用にあたっては、送金者(日本から送金してくれる人)の事前登録が必要となります。
私の場合、継続的に送金してもらうのが目的ではなく
万が一、身ぐるみはがされて無一文になった場合のみ利用しようと思っているので
そんな時にスグ利用できるようにしておきたかったのです。
事前申請登録書をダウンロード&記入し、身分証明書を付けて郵送します。
(オンライン入力すると印字された申請書をプリントアウトできます)
プリンタがない場合は、申請書を郵送してもらう事も可能です。
電話で「申請書類」の郵送をお願いしたところ、手元に届くまで2週間弱かかりましたので
利用しようとしている方は、早めに動いた方が良いでしょう。
さて、ここからは送金のシュミレーションです。
取扱店で「送金依頼書」をもらってきました。手数料表はこちら。
送金依頼書はアルファベットで書くように指定されていますが、項目は日本語併記なので
英語が分からないという人に任せても大丈夫でしょう。
送金先の国と、受取通貨を指定して処理をお願いする際に
送金人、受取人どちらも身分証明書が必要です。
え・・・?!
身ぐるみはがされた場合とは、パスポートも盗られたという想定なんですが。
よくよく送金依頼書を見ると
「1000米ドル相当以下の送金時で受取人が身分証明書を持っていない場合、下記の質問と回答をご記入下さい。受取人確認の為の質問4単語以内」と書いてあります。
4単語以内って? 本当にQ&Aで受取れるのか? パスポート盗まれた時は?
いざという時に使うのですからね。
不明点は潰しておきたいですから、コールセンターに問い合わせてみました。
質問に対する簡単な答えをまとめると以下の3点。
英語で質問を考える必要がある。4単語以内で。who am i とか。
質問&回答で受取が可能な国は限られている。どこの国がダメなのかHPには載せていないから、電話で要問合せのこと。
パスポートを盗まれた場合は、大使館の職員宛に送金し代理で受け取ってもらうのがベスト。
身分証明書を持っている信頼できる人が一緒にいれば良いですが、一人旅の場合頼れるのは大使館という事なのでしょう。
そうして手続きが完了すると「送金管理番号」が発行されるので、送金人から受取人に確実に伝えます。
受取人は「送金管理番号」を記入して、お金を受け取ることができます。
即時送金サービスは大変便利だと思います。
便利ですが、できれば使わずに済ませたい「いざ」という時の備えです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
