2018/8/27 1ブルガリアレフ=66円
ヴェリコ・タルノヴォからロヴェチ
そしてデヴェタシュカ洞窟へ行ってきました。
行きにくい、行けなかった等のブログも読んでいたし
ブルガリアの不便さは実感していたので
余裕を持って一泊プランで臨みました。
実際は拍子抜けする位あっさり往復できたので
ちょっと自慢したいと思います。
・ヴェリコ・タルノヴォ→ロヴェチ
ヴェリコ・タルノヴォにスーツケースを預け出発。
時間は前日にバスターミナルへ出向き調べておきました。
インフォメーションセンターで得た情報とやっぱり違う。
相変わらずのブルガリアだぜ。
8:00,12:00 2本のみ。11レフ。
8:00発のバスは10分遅れで出発し
9:30にロヴェチのバスターミナルに無事到着しました。
※ロヴェチ→ヴェリコ・タルノボ
14:55,16;30 2本のみ。
・ロヴェチ→デヴェタシュカ洞窟
さて、窓口の担当者はおば(あ)ちゃんです。
ブルガリア語のみを話し、地図でブルガリア語を見せても老眼で見えない。
面倒だからシカトしちゃおうとなるパターンです。
私の発音が悪いのか、おばあちゃんの耳が遠いのか
デヴェタシュカケーブを聞き取ってもらえません。
近くにいた男性に、Деветашката пещера
と声に出して伝えてもらいました。
彼の発音は通じた様で時間を書いた紙をくれました。
レフスキ行が1本、レトニスタ行が2本あるのね。
それにしてもこの時間配分。
ブルガリアだぜ、まったく。
身軽とはいえ一旦荷物をホテルに置きたいので
10:40は見送ることに。
これで行ってたらヴェリコ・タルノヴォ日帰りが可能です。
ロヴェチの街は坂が多くて、歩道がガッタガタ。
スーツケース引きずるのは大変そうです。
橋の中にはインフォメーションセンターがあり
帰りのバスの時間でも聞こうと思ったのに
私の訪問した月曜日はお休み。
使えねぇなぁ。
ホテルのお姉さんにも聞いてみました。
「え???バスで行くの?やめた方がいいわ・・・
だって帰りのバスが来ないかもしれないし
通ってもバス停以外じゃ止まらない可能性だってある。
あぁ心配だわ。バスなんて、バスはダメよ。
皆は車で行くのよ。
タクシーがいくらか聞きましょうか?」
ブルガリアのバス、ブルガリア人からの信頼度かなり低いです。
「前に行ったっていう人もいるから、きっと大丈夫」と
しきりに止めるお姉さんを振り切りホテルを出ました。
時間はころころ変わるくせに、けっこう定刻なのね。
バスは12:30ピッタリに出発しました。
20分程爆走して洞窟付近で下車。
運転手さんがしきりに「17:00」を強調していました。
幹線道路から洞窟入口までは、地図で見るより近くに感じました。
入場料3レフを払っていざ。
エクスペンダブルズのロケ地へ。
観光客はちらほらといった感じ。
少々ジメっとする巨大洞窟内。
曇りがちな天気でも外からの光がまぶしく感じられます。
こういう自然の中に人工物があると不気味。
あまり奥まで行くことは許されておらず
予想ほど観光はできませんでした。
それでも、ぽっかり空いた岩間からの光は美しく
異空間体験はできたので満足。
ゆっくり歩いて滞在時間30〜40分といったところです。
さて、幹線道路まで戻って気長にバスを待つとするか。
今回はバス待ちだけじゃなくて
初のヒッチハイクも視野に入れるかと道路に立ちました。
お、一台目の車がやって来ます。
取り合えず乗る素振りを見せなくてはと思い
腕を横に伸ばし、おいでおいでしました。
すると車が減速しているではありませんか。
減速するにつれて、その車がミニバンだとわかり
さらにはボードにロヴェチと書いてあるではありませんか。
なんとまさかの一台目でミニバンがつかまりました。
1時間待ちくらいは覚悟していただけに、自分でも驚き。
ラッキーラッキーラッキー。
このミニバンはロヴェチが最終目的地ではない様で
ロヴェチで降りない人もたくさんいました。(2.5レフ)
レトニスタ発のバスは少ないのかもしれませんが
他の路線でロヴェチ経由するバスはあるんじゃないかな。
それに17:00一本だけというのも考えにくいかと。
後日、私が乗ったレトニスタ行を運転していたおっさんが
14時半過ぎにロヴェチのバスターミナルに戻って来たのを目撃しましたから。
時間的に折返し運転してるってことじゃない?
という事で、何とかはなります。
ただいまーとホテルに戻ると、お姉さんが残念そうな顔をしています。
私の帰りがあまりにも早かった為、行けずに諦めたと思ったみたい。
「洞窟行ってきましたよ、バスもちゃんと来ましたよ」
笑顔で伝えると、ほっとした様な顔を見せてくれました。
「安心したわ」
ゲストを心配する優しいフロントスタッフさんでした。
ロヴェチには安宿も、パッとする名所もありません。
なのでソフィアやヴェリコ・タルノヴォからの日帰りを
挑戦してみるのもありだと思います。
全て運次第にはなりますけどね。
ブルガリアですから。
関連記事:バス・鉄道情報は現地収集のみ:ブルガリア移動まとめ
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