2016/12/18 1DH=11.6円
ワルザザードからアイトベンハッドゥへ行ってきました。
このクサル(要塞化された村)では実際に生活している人もいて、
国内で最も美しく保存状態が良いらしい。確かに。
数々の映画がここで撮られているというのも納得。
なんだか違う星に来たみたいな感じでした。
ワルザザードから民営バスと乗合タクシーを乗り継ぎました。
オード・マレーまで民営バスで行き、
そこから乗合タクシーでアイト・ベン・ハッドゥまで。
民営バスターミナルで「アイトベンハッドゥまで行く。」と言うと
「バスは無い!タクシーで行け。」と相手にされません。
マラケシュやアガディール行きのバスを探して、
乗り込んでしまった方がスムーズです。
運転手さんは分かってくれるので大丈夫。
約20分後がらーんとした何にもない所で降ろされます。
その辺に停まっているタクシーは1台だけで不安になりましたが
10分と待たずに人が集まり出発できて良かったです。
ワルザザード~オードマレ間の民営バスは5DH、帰りはバスが来なかったので乗合タクシー10DH
オードマレ~アイトベンハッドゥ間の乗合タクシー5DH
吹っかけやぼったくりもなくスムーズに行く事ができました。
ちなみにタクシーだと往復200DHが相場。
世界遺産というだけあり、かなり観光地化されている印象でした。
土産物屋が並び「コンニチハ」とよく声を掛けられます。
スカーフを売る店が多く、足を止めると「ベルベル風の巻き方をしてあげる。」と
スカーフを頭に巻こうとしてくる人が多いです。
一回くらい巻いてみたいなと思い店に入ると
巻く時に異常に体を接近させ、股間を押付けて来る輩がいました。
気持ち悪い・・・
セクハラ直後、巻かれた状態のわたしです。
ツーショット写真撮る振りしてお尻に触るとか、
さりげない感じを装って近づいてくるパタンですね。
まー全然さりげなく無く、バレバレなんですけど。
「触んなよ!!」と嫌そうに言うと
「マッサージしただけだ。」とかど下手な言い訳してくるし。
モロッコ人の若い女性は、一人で出歩くことがなく
家族か女友達と連れだって歩いています。
よく見かけるカップルも、親親戚に紹介し、婚約済みなんだそう。
未婚女性がその辺の男と立ち話しているだけで
「まーーー!!なんてふしだらな女だ。」という噂が立ち
嫁の貰い手がなくなるそう・・・。
カサブランカの様な大都会では近年変わりつつある様ですが
まだまだ厳しいイスラム圏の風習。
そんな中、一人で!女が!ヒジャブも巻かず!ふしだらですね。
一度、フリースのファスナーが一番上まで上がっていなかった時
おばちゃんが寄って来て、私のファスナーを全部上げて首を隠した事がありました。
中に胸の全然開いてないTシャツも着ていたのに、
首元が出ているだけでも気になる様ですね。
そんな厳格な世界に一人でやって来たら、
軽く見られても仕方ないかなとも思えてきます。
とんでもなく若く見られるので余計に。
若い嫁入り前の女が、一人でウロウロしてるなんて
信じられない位ふしだらですね、すみません。
新しい橋を渡ってクサルへ入ります。
ある土産物屋兼家でお茶をご馳走になりました。
ここではセクハラされませんでした。
ただのいい人でした。疑って申し訳ない。
村の人達は数々の映画にエキストラで出演したんだって。
テラスからは火星の様な風景が眺められ気分最高。
モロッコではお茶をご馳走になる機会が多いです。
誰かが何かを食べたり飲んでたりすると、
皆で一緒にシェアするのがモロッコスタイル。
ペットボトルの水を飲んでいたら、おばちゃんが一口ちょうだいとか
バスの中でビーツもらったりもしました。
その分タバコがすごい勢いで減っていきます。
おもちゃ箱みたいな景色を眺めながら
お茶したりタバコ吸ったりする時間は贅沢でした。
声を掛けて来る人はたくさんいます。
営業やセクハラ目的の人も多いけど、全員がそうではありません。
難しいところですが適度にシェアして、
いい距離感で過ごせたらベストだなと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。

メリクリイブ~(≡^∇^≡)
地球じゃないみたい!
世界ってステキだね~(≡^∇^≡)
病気もなく元気そうでよかった!
わたしは西成の洗礼をうけて帰ってきました
ウイルス性胃腸炎?にて上から下からシャーシャー(´д`|||)
あいこちゃん
ゆっくり休んで治して下さいねー。
モロッコは想像以上に寒くて、風邪引きそう(´・ω・`)
この手の景色は初めてだったのでテンション上がりました。
アフリカには多いみたいね。