2016/12/20 1DH=11.5円
モロッコは、イスラム圏の中では比較的戒律が緩めです。
とは言え、女性はヒジャブを巻いていますし
二カーブ姿の女性もたまに見かけます。
ヒジャブだけの人達でも、ヒップラインを隠す為に
長めのセーターやコートを着ている人が多いです。
そんなモロッカン女性。
でっぷり体型の人が多いです。
モロッコは野菜をはじめとして、素材が美味しいからでしょうか。
香草、肉、果物、乳製品、お菓子、パン等々・・・
モロッコの代表料理クスクスやタジンは、調理の時かなりの油を使います。
そして量が多く、美味しくて→食べ過ぎ。
華奢なのは多分10代までかなぁという印象です。
そんなベールに包まれたイスラム女性の裸って
超気になるわけですよ。
ハマムの目的は、垢すり&裸観察ですね。
マラケシュでは入場料の他に荷物預け代金が発生する為
田舎で大衆向けハマムへ行こうと思っていました。
ハマムを選ぶポイントとしては、清潔感と温度の高さ。
外観だけキレイでも中が古かったり、その逆もある様です。
外観はイマイチでも、中のタイルはピカピカとか。
あと大切なのが、熱いスチームの部屋があるかどうか。
比較的「熱め」を好む日本人。
ぬるいハマムで寒い思いはしたくありません。
トドラ渓谷アーモンドのみちよさんに教えてもらった
ティネリールの街中にあるハマムへ行ってきました。
入口のイラストがアラビアチックで素敵。
窓口で12DHを支払うと、カメラやスマホは受付で預かるか聞いてくれます。
中のスチームで壊れる可能性があるからでしょうか。
時計代わりのガラケーを持っていたので、リュックに入れ上着と一緒に預けました。
預けると言ってもロッカーや鍵があるわけではなく、
フロントに無造作に置いておくだけです。
預け代はかかりません。
貴重品は持って行かないに越した事はありませんね。
男性女性それぞれ専用の入口をくぐると
そこは女の世界!!
長椅子が壁沿いに置いてあり、そこの一角に服を脱いで置くと
「こっちで預かってあげる。」と奥へしまってくれました。
ハマム内で全裸にはなりません。
パンツだけ着用です。
布の下着が濡れると気持ち悪いので、水泳用ビキニがベストかと。
部屋は3つあり、入り口に近い方は温度が低め。
入口は寒いし子供が多くてくつろげず
一番奥の部屋は場所取りが困難だったので、2つめの部屋へ入りました。
部屋に入ったら、まず水道と排水溝の位置をチェック!
排水溝付近だと、皆さんの垢やシャンプーが流れてくるので
なるべく上流の壁側を確保します。
タイルに直座りだと冷たいし、ちょっと気分的に微妙・・・
皆さんマイマットやマイ椅子を持ってきているので、あまり数がありませんが
その辺にフリーの椅子があればラッキーです。
借りた大き目のバケツにお湯をくんで
自分の場所まで運び、そこで体を洗う感じです。
垢はすぐ出ないので、シャンプーして体が湿ってくるのを待ちます。
それにしても・・・
アンダーヘアを剃っている人の多いこと。
パンツ着用と言っても、処理する時は脱ぎますからね。
T型剃刀でそんな豪快に剃って皮膚大丈夫??
若い人だけでなく、おっぱいを持ち上げないと洗えない状態の人も
下の毛はツルツルだったりするんです。
そして脇はボーボーという・・・
永久脱毛はないだろうから、皆さんマメだなぁ。
垢すり担当のおばさんがいますが
言葉も分からないし痛かったら嫌なのでお断りしました。
大半の人は自分でスリスリしています。
ただ・・・
巨漢過ぎて、身体の色んな部分に手が届かない人は
でろーーんと横になってやってもらっていました。
それはそれは、おぞましい光景でした。
そんな女の世界を観察しながら、垢をすること3回。
まー出るわ出るわ出るわ。
このクリーム1パック2~3回分らしいのですが、1回で使い切ってしまいました。
1個1DHでハイクオリティ。
垢は出やすくなるし、肌にも優しいアロマオイルをまとめ買い。
湯船に浸かれない物足りなさは若干あるものの
身体はほかほか、肌はツルツル!!
夜の寝つきも良かったので、ハマム効果絶大でした。
観光客向けのエステ風ハマムでは見られない世界が垣間見れるローカルハマム。
他の街でも行ってみたくなりました。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。

体のライン隠しちゃうからよけー痩せようって思わないのか太めがモテる地域なのか謎
アカスリいっぱい取れると感動するよねぇ
アカスリに塩混ぜてほら!こんなに出たよ!とかインチキしてたエステ時代を思い出した笑
ニカーブ姿でスマホって違和感あるわ~
あいこちゃん
年末にもう一度垢すりして、キレイな状態で新年を迎えます。
モロッカンは、私の何倍も念入りにスリスリしています。
もう出ないんじゃない?ってくらい(笑)
二カーブ姿で記念撮影している人達もいるよ。