安宿&レストラン撤去で変わってしまった:ハンピ

2018/1/23

旅人の沈没地として挙げられるハンピ。

安宿と食堂・レストランが揃い、心地よく長居したくなる村。

2018年1月そんなハンピ村はもうありませんでした。

※4月に行った旅人曰く復活したとの事

政府の政策で遺跡区内のゲストハウス、レストランは閉店を余儀なくされ

ペンキで店名を塗りつぶした村は何だか悲し気でした。

 

ホスペットの鉄道駅からリキシャーマンの猛攻撃に遭い

「レストランはクローズだ」「ゲストハウスはクローズだ」

ふん、何を言うかーっと全く信じずに

ホスペットのバス停からハンピ行きのバスに乗りました。

 

マイソールからの夜行列車(3Aクラス)でイビキの応酬により

一睡もできなかった疲れた体を引きずってハンピに到着。

 

本当だ・・・・しーんとしている。

リキシャーマンもたまには本当のこと言うんだ。

旅人が皆絶賛してたからハードルが上がっていたというのもある。

でもこんなゴーストタウンみたいな雰囲気は居心地悪い。

外人がウロウロしていれば、密かに客を泊めているGHのおばさんが声を掛けてくるけど

どう考えても500~600ルピーの価値無しって部屋ばかり。

薄暗いし、WIFIないし、一睡もしてないのに

「300まで下がっても寝たくない」レベル。

工事中の宿を覗くと「1000ルピーの部屋ならあるぜ」だって。

しかも本当に食べる所がなさそう、個人商店しかやってません。

 

はい、困りました。

 

一緒のバスに乗っていた英国人男性は

全力で川北エリアに行こうと誘ってきます。

彼の友達は皆「川を渡った方がいい、マッチナイサーだ」と言ってるらしい。

川向こうは800ルピー以上の宿が主流の様です。

うーん、白人と我々の「ナイス」感覚は必ずしも一致しない事が多いんだよな。

もう歩きたくもないし、眠いので川を渡るのは止めました。

 

さて、お金も体力もない、おまけにゴーストタウンは嫌だというワガママな旅行者はどうしたか。

ニューハンピという場所へ行く事にしました。

グーグルマップにこの村の地図は載っていません。

この遺跡の周辺の村です。

たぶん無許可で外人をホームステイさせてる感じのお家が数件あります。

看板などはありません。

村にはレストランは一軒もないので、必然的にお家で食べることになり

もちろんぼったくり価格、外人向けのレストランと同等です。

ミールス 150ルピー、チャイ 30ルピーとかあり得ないでしょ。

完全に足元見た三倍設定。

 

そんな中、かろうじてWIFIがあるお家を見つけて宿泊することにしました。

まぁこれはこれで良い選択だったと思います。

 

村の中は静かだし、一般宅の生活が垣間見れたのも良い経験だったなと。

ちょうど娘二人のお見合いの日と重なり、インドの結婚事情も垣間見れました。

親や祖父母が決めた相手と20~25歳の内に結婚する。

男の子と二人で出かけようものなら

婚期逃して独身でいようものなら

激しく叱責され、周りからは噂のネタになるばかり。

その制度に疑問を持っていても「嫌だ」と言えない現実。

「私はあなたみたいになりたい。

自分で仕事して自立して、エジプトに行ってみたい。

結婚なんかしたくない。」って

12歳の女の子が何とも大人じみたこと言うんだよね。

ここでの女子トークは、楽しいだけでなくちょっと切なかったな。

 

それに後日、川北エリアに行って「あぁ全然ナイスじゃないやん」って思ったから。

まずボート乗り場までの道が舗装されていません。

砂道なのでコロコロは転がりません。

しかもボートに乗るには階段を降りて岩場へ行き

最後は足が濡れるんです。

スーツケース抱えて行くのは無理がありますね。

向こう岸に着いてもずーっと砂道だし。

北側には欧米人が好きそうなオープンカフェが並んでいました。

お決まり半裸の男性、ビーチでもないのにほぼビキニの女性。

確かにウエスタンフードには困りません。

ピザ、パスタ、ベーカリー、アメリカンコーヒー、酒が揃い

もちろんWIFIも飛んでるし、不自由はしないでしょう。

 

ただ全てが観光客向けの施設で、世界中どこへ行っても

欧米人の集まってる場所ってこんな雰囲気で

「ここどこ?」感は否めません。

 

まぁインドカレーに飽きたからベーカリーで買い物して

パスタを食べに来たんですけどね。

欧米式を利用しておいて文句言うアジア人。

あと、田圃があるのでハエと蚊の応酬が半端ないです。

聞き込みをすると、北側でも400ルピーで泊まっている人がいました。

ボート乗り場から4キロくらい歩いたそうです。

若さと体力のあるバックパッカーは歩くのかな、それくらい。

 

という感じで、沈没の条件が全て無くなってしまったハンピ。

インド政府はこれからどんな方針でこの遺跡群で儲けるつもりでしょうか。

工事をして再開させようとしているホテルがあったので

安宿はダメだ!いい感じに改修しろ!という指令なのかもしれません。

 

今後レストランや安宿に再び営業許可が下りるのか否か。

静まり返ったハンピ村が賑わいを見せる日が来るのか否か。

とりあえず行ってみるしかなさそうですね。



最後までお読みいただき、ありがとうございます。



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