2016/4/26 為替:1USD=111円
ボケテ周辺には「カルデラ温泉」があります。
川辺で森林浴しながらお湯に浸かれるんですって。
いいトコまで行ったんですよ、バスから降りて45分程歩きましたよ。
しかし、山羊の群れに行く手を阻まれ断念しました。
ボケテからカルデラ行きのバスで近くまで行き
あっちだと言われるがままに歩き、吊り橋も渡り
あと500Mという看板まで来たのです。
そのままゴツゴツした石の道を行けばよかったのですが
川辺の温泉のはずなのに上り坂になっていたので
「あれ??」と思ってしまったのです。
そして、川沿いの方へ行ってしまったのが間違いでした。
巨木が倒れてるし、受付らしき家も見当たりません。
なんか違うなぁ思いつつ進みます。
この先で、山羊の群れに遭遇する事になったのです。
小さい白い山羊が一匹うろついていましたが、気にせずどんどん行くと
嫌な雰囲気が漂ってきます・・・
山羊の群れです!!15~20匹くらいいます!!
角の大きいヤツが真ん中に居て、その周りを囲み、全員でこっちを見ています。
目力が一番強かったので引き付けられ、ボス山羊と目が合ってしまいました。
家畜でしょうか・・・でも柵が無いので野生かもしれません。
とにかくヤバい。
写真??そんな余裕ありません。
動物はカメラ向けられるの嫌いでしょ、威嚇行為と思われたらダメだ。
群れの中から一匹だけ代表して、ゆっくりこちらへ向かってきます。
イメージ↓
ばぁぁぁぁーーーー って言いながら。
「ようこそカルデラへ」と言っている様にはとても思えません。
威嚇です。
山羊ってぼーっとしている様で、実は岩場や木にも登れるらしい。
ここまで足場の悪い場所にいたわけではありませんが、
石がゴロゴロした場所なので圧倒的に山羊有利!!
というか、周りに人間誰もいないし、相手は群れだし
人間一人なんて圧倒的不利!!
一斉に走って来たらどうしよう・・・
怖いよーー。
ゆっくり逃げよう。
縄張り(家畜でも縄張りあるんかな)から出よう。
何事もなかったかの様に後ずさりをし、
ゆっくり背中を向けて来た道を引き返します。
代表の山羊は一定距離を守ったまま、まだ私の後ろを付いてきます。
少し振り返ると、またばぁぁぁーーーって言われます。
怖いよー。
ようやく尾行していた山羊の気配が消えたので、恐る恐る振り返ると
全山羊がまだこっちを見ていました!!
マヌエルアントニオでは猿に囲まれ、ボケテではまさかの山羊に威嚇され
野生動物の恐ろしさが身に染みています。
相変わらず人っ子一人いないし、また野生動物に遭遇したら怖いし
目的地まで本当にあと少しだったのですが・・・
帰ることにしました。
カルデラ温泉諦めました。
ボケテに来た2つの目的であった、ゲイシャコーヒーとカルデラ温泉
どちらも微妙な結果となってしまいました。
しかしながらボケテの町の印象は大変良かったです。
中米を旅してきて、こんなに治安の良さそうな場所は初めてです。
だって、ホステルの門に鍵がかかっていません。
一般宅もオープンです。日本の様です。
こんなに大きな家なのに、車庫に柵もなく、有刺鉄線もありません。
オラ!と気持ちよく挨拶してくれる人が多く、のんびりした雰囲気があります。
怖いのは人間じゃなくて、動物ですねぇ。特に山羊。
セントラルパルケから東へ行った橋の先には、
ちょっとしたB級花園もあり気に入りました。
橋の上からも全貌が見える程小さいのですが、
入園料50セントだったので散歩がてら入ってみました。
わー私の好物。ベタなコンクリ像だわ~。
チープでいいですねぇ。
タイの地獄寺を思い出させてくれる作品です。
このコンクリ蝶が舞う花壇には、ハチドリが沢山いました。
蜜に留まってくれるので写真に撮る事ができました。
サンホセから一気にパナマシティを目指すのも良いですが、
18時間の大移動となるので
ボケテに立ち寄り少し休みながら行くのもススメです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。

ヤギ怖い~( ̄▽ ̄;)
怪我しなくて良かったよ
ヤギってよく断崖絶壁のある小さな島で見るよ
わたしがヤギでも海に落ちると思うけど(笑)
コーヒーは飲めないからわからんけど
唯一バリコーヒーだけは薄かったからなんとか飲めた記憶
そーゆーのがコーヒー好きには嫌いなんかな?
あいこちゃん
山羊って顔も鳴き声も気持ち悪いんだよね。
それが群れになって目の前に現れたら、びびるよーー。
バリコーヒーもピンキリだった記憶があります。
今回は期待し過ぎたし、高かったからハードルが上がっちゃったかも。