歴史の舞台となった桟道と曹操の残した石碑:漢中

2017/11/4-5 1元=17円

三国志のドラマばかり鑑賞している今日この頃。

三国志後半の激戦地となった漢中では、

曹操が南下し劉備との決戦が繰り広げられました。

また劉備亡き後、諸葛亮VS司馬懿の長きに渡る戦いの舞台でもあります。

 

街中から21路のバスに揺られて約30分。

石門桟道風景区へやって来ました。

ここも超広い施設で、バスを降りてからチケット売り場まで

さらに桟道の入り口までもめちゃっくちゃ遠い。

三国志、賢者にまつわる画を見ながらチケット売り場を目指します。

定軍山で曹操が敗走するシーンは悲しいですが

黄忠の勇猛さや、張飛の暴れまわる様子は見ていて上がります。

やっとのことでチケット売り場に着き、80元を支払い更に進みます。

桟道の入り口まではたくさんの像とジオラマが並んでいます。

桟道の歴史は古く紀元前までさかのぼりますが、その辺の歴史は勉強不足。

広く知っていればその分また楽しめただろうなぁ。

ジオラマは古代史に関してだけではなく、

中華民国の為に尽力した共産党員の活躍が紹介されていました。

研究者、軍人、リーダー、賢人などなど、誰一人として知りませんでしたけど。

共産党員の方は知らなくてもいいかな。

 

「鶏肋」の意味を深読みして、楊修が捕らえられるシーン。

「流言で指揮を乱しおって!即刻首をはねて晒せ!!」

魏の結束力は、曹操を頂点とした指揮系統がキッチリしていた事に由来します。

そりゃー勝手に帰り支度しちゃ首撥ねられるで。

 

桃園の誓いごっこ中の観光客三人。

おじさん達が何やらセリフじみたことを声をそろえて言ってました。

たぶん「同年同月同日に生まれずとも、同年同月同日に死す!」だね。

私も三人で来てたら桃園の誓いごっこやりたかったです。

 

美女エリアもありました。

武帝の像も超巨大。

人情橋や川の流れを眺めながら桟道入口へと向かいます。

巨大なダムの向こうに観光ルートがある様です。

蜀時代のリアル桟道はダムの中、現在あるのは再現したものです。

曹操もここを通って蜀を目指したんだなぁなんて

しみじみ感傷に浸りながら進みます。

危ない道を武装して通ったんですね。

道中には石門もあります。

漢の時代に開通した世界初の人工トンネルなんですって。

高さ3.6M、幅4.15M、長さ15.75M

どうやって刳り貫いたんでしょう。

 

途中ゴミ箱や注意書き、トイレがたくさんあります。

これだけあっても中国人はタバコ吸うし、ポイ捨てもします。

街中にトイレが多いのは、野ション防止の為だろうと思います。

 

さて終点に何かあるのか?

爆布って字のイメージからどんなに大滝だろうと思ったらコレでした。

引き返しましょう。

ここでの目的は歩く事ですからね。

所々にある休憩所やベンチで、キャラメルポップコーン食べながら軍行気分を味わいました。

今日は5時間半くらい歩き通しでしたが、急な階段や上り坂はなく

少し寒いくらいの気温だったので気持ち良かったです。

当時の足幅はもっと狭く、ビビって引き返す人もたくさんいたそう。

現在でも・・・なお不安定な中国産の桟道でした。

 

もう一つ、漢中へ来た目的があります。

漢中市博物館の曹操直筆の石碑を見る為。

博物館自体は小さく、五棟の中華風建物と中庭が素敵なこじんまりとした博物館です。

早速石門館で曹操の石碑を見つけました。

あぁ・・・窓からの光でめっちゃ反射してる。

衮雪

曹操が桟道を通り漢中入りした際、川には石が多く白波が渦巻いており

それが雪の様に舞い踊っている様を表したそう。

十三の石門には各日本語の説明があり

「これは曹操直筆ではない」って書いてありました。

まぁまぁ、曹操の言葉ってことで満足。

うすーく魏王って見えますね・・・うす~く。

彼は詩も読むんだよね、多才な人はカッコいい。

博物館には桟道に関するコーナーもありました。

地形に合わせて色んな方法で道を造ったという説明。

中国のどの博物館でも感じることですが、展示方法が適当っすね。

ガラスにはべたーっと指紋が付いていて、

展示室が薄暗いか光反射でよく見えないっていう。

無料なので文句は言えませんが、勿体ないなって思います。

 

名物料理「熱米皮」も食べたことだし、漢中終了です。

米麺にラー油をからめたもの。見た目より辛くありません。(4元と激安)

 

本当に辛いのは火鍋です。(16元)

辛すぎて口の中が荒れました。

大根、キャベツ、ネギなどの野菜がたくさん入っていて激ウマ!

魚丸=練り物かなぁと思って入れてもらいました。

中にはすり身が入っていて二度楽しめるという仕組み。

中国飯やるなぁとしみじみ感じました。

 

街の大きさや便利さなど全てが丁度良い

居心地が良かった地方都市、漢中。

三国志モードに浸れるし、ご飯も気に入りました。



最後までお読みいただき、ありがとうございます。



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