2016/4/5
コパン・ルイナスには、のんびりした雰囲気が漂っていました。
観光客向けのお洒落なカフェもあれば、市場の中には庶民食もあり。
公園に変なオブジェも点在し、
長距離移動と遺跡見学の疲れを癒してくれる町でした。
さて、ホンジュラスと言えば・・・治安がとっても悪い。
世界の殺人事件件数ランキング、治安の悪い都市ランキングというやつで
サンペドロ・スーラは毎年堂々の第1位に輝いている様なところです。
外務省のHPでも、つらつらと危険だと書かれています。
コパン・ルイナスからは国際バスが出ていない為、
ここから陸路でニカラグアのレオンを目指す場合
サンペドロ・スーラかテグシガルパで、1泊する必要があるのです。
<ルート>
コパン・ルイナス
↓ casa sola express 3時間半 140L
サンペドロ・スーラ 1泊
↓ TICA BUS 4時間 14USD
テグシガルパ
↓ TICA BUS 7時間 22USD
レオン(ニカラグア)
コパン・ルイナスの小さなバスターミナル(町の東端、遺跡に行く方面)から
casa sola express社のバスで、サンペドロ・スーラを目指します。
バスターミナルというか、簡単な広場みたいなところですね。
朝7時、バスは時刻表通り出発しました。
エキスプレスとは名ばかりで、途中客を拾っては降ろし
物売りの出入りも激しかったです。
約3時間半後、バスはサンペドロ・スーラの大型ショッピングモールに到着します。
バス会社のオフィスがずらりと並んでいる中から、
国際バスTICA BUSのブースを探します。
ここでレオン行きのチケットを予約したら、本日のミッションは終了です。
ホステルまでは、無理せずタクシー(10USDか200L)で向かいました。
※ La Madrugada Hostel booking.comで予約。
新しくてキレイ。女子ドミもあるのでおススメです。
荷物を置いて、ちょっとだけ町を散策してみることにしました。
お腹空いたしね、大金持ってないしね、まだ正午だし。
セントラル・パルケ付近には、人もたくさん出ていて
公園には暇そうに喋ってるおじさんがいっぱい。
中米にありがちな光景が広がっています。
でも、栄えているのはその付近のみ。
一本入ると、全然人がいません。
ここ通らないと帰れないんです・・・
好奇心で裏路地に入ってるわけではありません。
食堂でご飯を食べて、夜の分も買い込んで早々に戻りました。
客のおじいさんやビジネスマン、お店の人も笑顔で接してくれました。
ゆっくりと話してくれたり、挨拶されると嬉しいものです。
ご飯も想像通りの味で美味しかったです。
凶悪都市・・・
たった半日で何が分かるでもないけど、一般の人は普通に優しかったです。
ハポン!ハポン!絡まれましたが、嫌な感じはしませんでした。
ギャングの抗争があるのは確か。強盗もいるでしょう。
レストランや銀行のドア付近にいる警備員は二人体制。
軍服を着た見回りの人も多いです。
外を歩けば、ものすごい視線を感じます。
外人一人も見てませんし、ホステルも完全に貸し切り状態です。
観光客来ないんだろうなぁ。
でも、何が何でも避けるべき!とまでは感じませんでした。
「バスターミナルは一つに集まってるからテグシガルパより分かりやすし、
常識範囲内で行動していれば、ギャングの抗争に巻き込まれる事はないよ。
日本にだってヤクザはいるだろう?それと同じさ。」
旅先で会った、ホンジュラスに移住したという米国人が
こんな事言ってたなぁと思い出しました。
うん、そうなのかもしれないな。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
