2016/6/12
日曜日には催し物や市が立ちます。
ラパスはすり鉢状の街で、下の方はビルやキレイな家が建つ富裕層エリア
上の方はレンガとトタン屋根のバラックが立ち並ぶエリアです。
雰囲気、イベントの内容、売っているもの、犬に至るまで
貧富の差がひしひしと伝わってきました。
下の方「7月16日通り」は歩行者天国となり、
テントが並び催し物も開かれていました。
子供たちによるダンス発表会。
食べ物屋さんも清潔で、明るい雰囲気が漂います。
口パクショー的なイベントも大盛況。
次は上へ行ってみましょう。
ラパスの上の方へはロープウェイを使って簡単に行く事ができます。
これが楽しすぎて、赤緑黄色全ライン隅から隅まで乗ってしまいました。
1乗車3ボリで空中散歩が楽しめるって素敵。わーい。
レッドラインで16 de Julio「EL ALTO」まで行くと、下の雰囲気とは一変。
ちょっといやぁ~な雰囲気が立ち込めています。
下と同様、人が沢山いて賑わってはいるんですよ。
でも雰囲気が全然違うんです。
泥棒市と言われる所以の品物たちが並びます。
釘一本からベビーカー屋まで多種多様な品物が売られています。
隙間なく売り場がひしめき合います。
売り場を設けられない人達は歩き売りをしています。
有料乗り物も・・・錆びたこんなんだし。
楽しそうだから良いのですけどね。
4時になろうとする頃には、店をたたむ人も出てきたので
私もそろそろ下山しようっと。
上からの遠景は素晴らしいけれど、直下を見るとこんな感じ。
ここに入って行くほどおバカさんではありませんよ、見るだけね。
ゴミが散乱し、トタン屋根の家々が並ぶ迷路の様な道が
網目の様に張り巡らされ、野犬がウロウロしています。
一方、下の犬さん達は皆リードを付けて散歩をしています。
他人に迷惑をかけない様にとか、逃げない様にと思うでしょうが
ペルー・ボリビアでは、犬誘拐防止の為。
犬を誘拐する→飼い主が懸賞金をかける→犯人が「見つけましたよ」と名乗り出る
子供を誘拐するよりも簡単だし、懸賞金がかからなければ逃がせばいいもんね。
上と下それぞれの日曜日。
それぞれの生活を垣間見ることができました。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。

ここにも激しい貧富の差が…
同じロープウェイで繋がってるのに住宅も売ってるものも全然違うね
目の当たりにするとなんとも言えん気持ちになるね
金持ちにはわからんらしいけど貧困から抜け出すって大変なんだよね
あいこちゃん
本当に貧富の差が目に見えて分かります。
基本的にインディヘナの人達が貧しい感じがしますね・・・
独立派しても混血優位、白人優位は変わらないのかもしれません。
犬も全然違うのよ。
金持ち家に飼われている犬は超キレイだけど、スラムの野良犬はかわいそうな位汚いの。
人だけじゃなくて、犬の差も感じます。