2016/9/5 為替:1USD=103円
バーニョス・デ・アグアサンタから、絶景を眺めながらクエンカへやってきました。
ここクエンカの周辺にも温泉があるのです。
プール式でゆっくりできなかろうが温泉は温泉。
1週間に3回も入っていたら、身体がスッキリ軽くなった様に感じます。
そして、首や背中にできていた湿疹も消えていました。
バーニョス・デ・アグアサンタからクエンカまでの直通バスは1日1本。
8:45発→16:00着 10USD。
快適なバスで途中ちゃんとトイレ休憩があります。
標高が高い山々を超えていくので、道中の景色が素晴らしい。
クエンカにはインディヘナの人達が多く、民族衣装を見るのも楽しいです。
緑や赤の原色、ピンクなどの鮮やかな色のふんわりスカートも
シックな黒のタイトスカートも素敵です。
先日のサイクリングの疲れもありますからね。
ここクエンカでも温泉三昧といきましょう。
・クエンカからバーニョスへ行き方
Gaspar Sangurima通りを西へ向かう「BANOS」行のバスで終点まで。
約40分。25セント。
終点でバスを降りると、こんな看板に従い歩き出しましたが何もありません。
おかしいと思い引き返し、カテドラル前の観光案内所へ向かうことに。
かなり急な坂を10分ほど上りました。
もう高地順応しているので標高2500Mくらいなんともありません。
タバコも長風呂も全く平気です。
あ、警察がたくさんいると思ったら事故です。
一台は横転、一台はバスに潰されていました。
こういう目に遭うか遭わないか、もう世界中どこにいても運ですね。
せっかく坂を上って来たのですが、温泉は「ずーっと下よ。」とのこと。
教会前の事故現場に遭遇しただけで、結局スタート地点まで戻ってきました。
この看板の差す方向と、逆方向の道へ入って行くと温泉街でした。
まんまと右方向への矢印に騙されました。
浮き輪屋があったら近くに温泉プールがある証拠です。
道を入って行って突き当りにある大衆温泉を覗いてみました。3USD。
残念なほど閑散としたプールできれいでもありません。
3つあるプールの1箇所にしかお湯が入っておらず、全く入浴する気が起きません。
失礼ながらも「他に温泉入れる所ありますか?」と聞いてここはパスしました。
どうやら、他にあと2つあるらしい。
高級スパ「Piedra de Agua, Fuente Termal & Spa」は外人向けの施設で
入浴だけで12USD。
他にマッサージ等をプラスしていき125USDくらいのコースまで様々ありました。
客入りを見ると欧米人カップル1組だけ。
どんより雲から雨も降って来て、リゾート気分にもなれず退散。
超庶民的プールと外人スパの間をとった様な風呂ないのかな・・・
あとの1箇所が入浴したくなるような施設であります様に。
雨足が弱まるのを見計らい、小走りで坂を下って行きます。
Hostería Duran
このゲートをくぐります。
すぐ右手に見えて来るプールは本当のプールで冷水のみ。
温泉はその奥です。
警備員さんが立っていて、ホテル内の温泉施設の様です。
おお!湯気が上がってる。白濁湯の様です。
ちょっと山奥の高級リゾートって感じかな。ここにしようっと。
7USDを支払い中へ入ります。
エクアドル温泉の必需品、水泳帽買っておいて良かった。
客層はエクアドル人の富裕層といった感じ。
大衆プールの倍値しますからね、7USDって普通に高いです。
ボーイさんが荷物を運んでくれる様なちゃんとしたホテルなだけあります。
プールだけでなくスチームサウナもあり気に入りました。
スチームの出口にはヨモギ?か何かの葉が置かれて良い香りがります。
サウナは、男女混合と女性専用とに分かれており子供立ち入り禁止。
こちらの人は熱いのが嫌いらしく、お湯もサウナも低めの温度設定。
初めは物足りないのですが、長く入っていると心地良くなってきます。
貸切状態だったので、手で垢スリをしては冷水シャワーで流すを繰り返していました。
まぁ出るわ出るわ・・・角柱もごそっと抜けて、びっくり。
どんだけ蓄積してたんだ。
2時間程のんびりして一皮むけましたよ。
バス停近くの鳥の丸焼き屋で遅めの昼食をとりました。
鳥のあんよ入りスープとチョクロ付き 3.8USD。
エクアドルの野犬は、野犬とは思えない立派なヤツが多いです。
この旅に出てから犬恐怖症が無くなりました。
東南アジアではあんなに吠えられ威嚇されていたのに、南米では全然。
飼い犬はもちろんなついてきます。
野犬も、肉を食べていると「くれー」と寄ってきたり
猛烈に見つめてアピールしてきたり、食後肉臭の残る手を舐められたこともあります。
何も食べ物持ってないのに、宿まで付いてくるヤツもいました。
東南アジアの犬達と確執があるのか、私のオーラが変わったのか。
そんな事を考えながら、クエンカ行きのバスに乗り込みました。
けだるい身体にあたる高地の風と満腹感が大変心地よい、至福の時。
クエンカ滞在中にもう一回は行くことでしょう。
バーニョスの温泉はスチームサウナ併設の「Hostería Duran」が一押しです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
