かわいいトンパ文字は誰が作った?:麗江の昔と今

2017/11/22 1元=17円

私は「文字」に大変惹かれます。

見た事無い文字がふと壁に書いてあったり

博物館でも書簡などの文字を見るのが好きです。

麗江はナシ族自治区。

早速トンパ文化博物館へ行ってみました。

 

博物館は黒龍潭の北側にあります。

麗江古城維持費と称して80元徴収されて黒龍潭へ入りました。

それで見どころのお寺は2つとも工事中という・・・

もー。気を取り直して行きましょ。

 

トンパ文字で書かれた古籍は、中国内外で約 二万冊あるといわれています。

この内容がまた興味深い。

戦争などの政治に関するもの、十二支や手相など宗教的なもの

そして天文暦法に関するもの。

天体関連はエイリアン絡みだと思っているので、俄然興味が湧いてきます。

麗江では巨石や天文観測台は発見されていません。

人間が裸眼で観測した、と考える方が無理があると思います。

創世記まであるし。

他には大衆向けの恋愛物語、死後の世界、医療関連の古籍もあり

文明レベルの高さと豊かさが感じられます。

それもそのはず、レプタリアン系エイリアンが来ていたんですもの。

ほら。

詳しい説明がなく詳細は不明。

以下は葬儀の時に使われていた泥偶です。

死者と一緒に埋めたか、崇めていたかでしょう。

海底の様な世界観が奇抜で良いですね。

ミギーみたいでかわいい。

他地域の象形文字との比較もされており、

コンセプトが大変よく似ているという事が言いたいのでしょうか。

マヤ文字、エジプト文字、甲骨文字どれも象形文字なので

まぁ似ると言えば似て然りなんだけど。

古代文明同士の繋がりはあったのか?

私は人間に指導していた何者かの存在を感じます。

 

さて現在の麗江はというと、観光地化が進み

黒龍潭から麗江古城にかけては水路に沿って

落ち着いた雰囲気の遊歩道が敷かれています。

街の北側に山が聳え立っているだけで絵になります。

古城前の広場は賑やかで、音楽と共に踊るおばちゃんがいっぱい。

紺のベレー帽若しくは白の麦わら帽子にプリーツエプロン。

このスタイルの年配女性をよく見かけました。

頭に派手な大柄刺繍の施された布を乗せてる人や

巨大な帽子の方もいました。

古城内のふと迷い込んだ裏道や

水路付近に情緒が感じられました。

これで静かならパーフェクトですが、ここは中国。

やかましいですよー。

カフェバーからは弾き語りの歌声が爆音で聞こえてきます。

これがカラオケレベルだから本当に耳障りで・・・。

こんな下手ならCDかけとけ!って思っちゃいますね。

展望台まで来ても聞こえてくるという。

まぁこれも中国らしさかな。

美しく連なる瓦屋根と騒音。

現在トンパ文字は観光用に使われているだけの様で

ちゃんと書ける人も年々減っているそうです。

芸術家たちがトンパ文字をアレンジして

色を付けたり、更に象形化させた絵を描き

アート品として販売しているのを見たきりでした。

形はどうあれ、かわいい文字なので残していってほしいなぁと。

民族衣装を着ているのもおばあちゃんだけだし

どんどん中国にのみ込まれていくのを感じました。



最後までお読みいただき、ありがとうございます。



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