謎の巨大壺が残るジャール平原:ポーンサワン

2017/12/13

ラオスへ来た一番の目的はここ!ジャール平原。

巨大な壺がゴロゴロ残る不思議な場所です。

考古学者の先生方が言われる様な食糧貯蔵庫、

お決まりの骨壷説はつまんないですね。

やっぱり巨人説か、林先生の暦説の方がはるかにロマンがありますよねぇ。

 

ルアンパバーンからポーンサワンへはボロバスで8時間。

(95,000キップ)

荷物は上に乗せ、乗客をパンパンに詰め込む様です。

出発時間の30分前にバス停に行ったのに席は埋まり

足がまともに伸ばせる席はたった数席。

補助席や体操座り態勢はなんとかギリギリ免れました。

あと数分出遅れていたらと思うと恐ろしいです。

人気路線なのかな?

一日に午前と午後の二便しかないから混んでいただけでしょうか。

下に座布団敷いて直座りの人までいて気の毒でした。

 

峠をいくつか超えていくので天気がどんどん変わっていきます。

雨が降れば車の上の荷物が気になるし、

霧が深まる中ぶっ飛ばされると怖いです。

一度だけあった休憩地点で撮りました。

こんな山道ガンガン行くのはスリル満点。

濃霧のせいか予定より時間がかかり約8時間後

無事ポーンサワン北バスターミナルへ到着しました。

運転手のお兄ちゃん、控えめな運転をしてくれた様です。

 

到着した次の日、マウンテンバイクをレンタルして

ジャール平原を目指しました。(40,000キップ)

見た目は立派ですが変なクセのある前輪、ギアも壊れていていました。

レンタル自転車あるあるですね。

ジャール平原へは約1時間で到着。

10キロなので大した距離ではありませんが

地味にアップダウンがあり、車が通るたびに砂埃が舞い、黒煙を吐かれ、咳き込み

かなり体力を消耗しました。

 

15,000キップを支払い有料ゾーンに入ると

ツアーで来てる欧米人のご婦人から

「あなた自転車で来たんでしょう、やるわねぇ!」と声をかけられました。

「私、全くサイクリングとか興味無いし、楽してサクッと周りたい派なんですよー。

第一疲れるの嫌だし、片道だけで既に太もも超痛いし、

汗かくの気持ちいいとか思いませんし。臭いだけ。

公共交通機関がないから仕方なくですよ。」

という本当の自分は隠し、にっこりアウトドアガールを演じるのはいつもの事です。

 

自転車で来れるのはせいぜいサイト1まで。

バイクならもっと奥まで行っても良いかもしれません。

まぁ人は比較対象物になるので、これはこれで良しかなと。

この壺。デザイン性があるんです。

口の部分。

大きさや形も色々あります。

四角いのや三角のもありますね。

ひとつだけ蓋付きのがあり気になりました。

真っ直ぐ経っているわけではなく、意図的な方角を向いている印象です。

日本で発見された銅鐸や銅鏡も楽器なんかじゃなくて

精巧な天文観測装置だったという林先生の理論は

学者の先生方から完全に無視されているみたいです。

私は目からウロコが落ち

ジャール平原を旅程に組み込んだくらいですけどね。

定説に異議を唱える事は危険だというのに

真実を発表し続ける勇気、応援しています。

 

時は1500年前から現代へ遡り

塹壕や爆撃跡も印象的な場所でした。

さて、そろそろ切り上げますか。暑いし。

 

中心地〜ジャール平原間に南バスターミナルがあるので、

帰り道にヴィエンチャンまでのバスチケットを購入しました。

(ホテルとおススメカフェにもピン立てておきます)

 

時間は7:00、8:00、16:00、20:30。

10時間かかるので、実質的に朝一か夜行の2択になるかと。

110,000キップを支払い7:00のチケットを購入しました。

結局捨てる事になるのですけれど。

こんな小さな町なのにバスターミナルが3つもあるんですよね。

ルアンパバーンから到着したのは北バスターミナル。

ヴィエンチャン行きは南バスターミナル。

もう一つは更に南にあります。

 

まとめようよー、ガラガラじゃん。

しかもどのバスターミナルも中心部から6キロほど離れています。

土地なんて有り余ってるのに、わざと不便にしているとしか思えません。

これも雇用対策でしょうか。

暇そうに座ってるチケット売り場の子、トゥクトゥクの兄ちゃん

バスターミナルに到着するとホテルの営業してくる人もいるし。

今回はこの客引き兼バンの運転手に付いて行き宿を決めました。

縄張りがあるとすれば雇用対策か、やっぱり。

 

さて、直射日光にさらされて疲れたので

シャワー浴びて数時間昼寝をしました。

 

ちょっと寒気がするかも…

 

そして夕飯を食べたあたりから急激に体調を崩しました。

このチャーハン食べた直後。

これが原因なのか、もっと前から潜伏していた菌が触発されて暴れ出したのか。

出るものが止まりません。

そう言えば昨日食べた不味い焼きそばに古い鶏肉入ってたなぁ。

あれか???ほんと不味かった・・・腐ってたんかーーー。

お腹が痛すぎて、もう制御不能です。

 

古代ロマンに浸りながら夜も過ごしたかったのに。

余韻など皆無で、ただただ苦しいだけ。

何も考えられずトイレの住人となるのでした。



最後までお読みいただき、ありがとうございます。



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