2016/7/31　1レアル=31.5円

ブラジルではちょいちょい「ラブホテル」が

ホテル予約サイトに紛れ込んでいます。

Booking.comには「ラブホテル（アダルトオンリー）」と明記されていますが

Hotels.comにはそういった明記がありません。

そうです。Hotels.comでラブホを予約してしまい滞在中です。

 

普通にシングルルーム（朝食付）と記載がしてあり、セントロに近くてお得。

ドミでも50レアル程する中、40レアルでシングルは捨てがたい。

日本人が集まる「青い家」や「なおやど」も考えましたが

いつも以上に一人になりたい気分だったので

シングルしか見えておらず、予約しちゃったんです。

 

予約する段階で、怪しいなぁとは思ってたんですよ・・・

だって写真のベッド丸いしさ、ホテルの名前がラブストーリーだしさ。

じゃーー止めとけよ！って感じですね。

でもさー、一人旅の人のレビューもあったし、優良予約サイトHotels.comだし

ビジネスホテルみたいなもんかな？なんて良い方に考えてました。

リオから飛行機で2時間弱、サルバドールに到着しました。

空港はセントロから25キロ程離れており、空港前のタクシーの言い値100レアル超え。

まだ日が高いし、セントロまでバスで向かい、そこからタクシーに乗る事にしました。

空港のバス乗り場は、駐車場を突っ切った先にあります。

空港側からはバス停が見えません、恐る恐る駐車場をすり抜けてみましょう。

バス停前のタクシーの言い値80レアル、バス5レアル。

んーーやっぱりバスかな。

・OS037 セントロ・ヒストリコ行き　エアコンバスで1時間半

 

海岸沿いを走りセントロに向かう道中は人通りも多く、

オシャレな街並みが続き、全然嫌な雰囲気は感じませんでした。

 

終点のセントロ周辺は・・・ちょっと嫌な感じ。

日曜日というのもあって、店が全然開いておらず静まり返っています。

タクシーが1台だけ停まっていてました。

セントロなのに全然栄えてないじゃん！！1台だけ？？

 

ホテルの住所とホテル名をドライバーに見せると

「本当にここに行くのか？？？」と怪訝そうな顔をされます。

「いいか？ラブホテルはSEXをする所だぞ。」

「寝るのはホステルだ。違うんだぞ。」

 

ええーーやっぱりそうなんだ、ラブホなんだ。

予約時にクレカ即決済っていうのが気になってはいたんです・・・

4泊分も払ってしまっていたので、一応行ってみる！と言い張り

ますます人気の無い道へ。

 

シャッター街じゃん・・・

人っ子一人歩いていない先に怪しげなコンクリの建物が。

あ、HOTEL LOVE STORYって書いてある・・・

ヨロシクない雰囲気が漂っています。

 

ラブホは奥まった所にある為、タクシーで横付けできません。

ドライバーはタクシーの窓を全部閉め、鍵をかけた上で

ラブホの真ん前までスーツケースを運んでくれました。

私が周りを見渡し「マジかよ。」という雰囲気をかもし出すと

「ほらね、危ないんだよ。この辺はさ。強盗も多いぞ。」と

リュックをゆさゆさされて注意を促されます。

 

完全にエリア選びを誤りました。

地図で見るとセントロまで近くて便利そうだったんだけどな。

1本違うと全然違うって正にこういう事ですね。

 

ありがとうドライバーさん。

ちゃんと入り口まで一緒に来てくれて感謝です。

中に入ってしまえば、フロントがあり普通のホテルっぽいですが

価格設定が2時間・6時間・1泊となっているのを見ると、やっぱラブホだ。

こりゃ夜は連れ込み宿と化するパタンだね。

日がある内に何か食べて来なくっちゃ。

フロントのおばさんに言うと「ホテル内でも食べれるわよー」との事。

勿論レストランなんかありません、お部屋に運ばれるラブホスタイルです。

 

朝からまともに食べていなかったので、肉が食べたい。

近くのモールにフードコートがあるから、そこまで行こうとタブレットで確認していると

「出かける時はタブレット置いていきなさいよ。」だって。

はい、そうします。

そして、腰ベルトに小銭を入れ小走りにモールへ向かったのでした。

 

予約サイトにも載っているという事は、ラブホの一人利用は

ブラジルでは普通に有りなのかもしれません。

まぁ、好んで泊まりたくはないので、この先は使わない様に気を付けようっと。

 

明日は月曜日、店が開いて活気と人通りが出る事を期待します。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。