カトマンズ周辺で無料散策できる村:キルティプル

2018/3/16 1ネパールルピー=1円

カトマンズ近郊の村キルティプルは

ネワール族が多く暮らす土地で

古い建物や寺院が残っています。

村全体が工事中で地味でしたが、その分

観光客はほぼ皆無でゆっくり散策できました。

 

カトマンズ近郊の主要観光地は驚くほど入場料が高く

スワヤンブナート寺院のみに留めました。

ここはカトマンズ最古の仏教寺院で

寺院内は広くヒンズー寺なども混在していて面白かったです。

ここで200ルピーは納得できますね。

一方パシュパティナート、パタン、ダルバール広場各1000ルピー

バグタプルの街へ入るのに1500ルピー!!ってのは

ちょっとヤル気無くす設定です。

 

そんな中キルティプルは特に入場料がかからないので

カトマンズから行ってみることにしました。

 

ラトナパークからミニバンに乗ってしまえば30分もかかりませんが

乗り場を探すのがけっこう大変で

30分程排ガスと砂埃の中を彷徨いました。

ラトナパークをぐるりと囲む様に

出発場所がなんとなく決まっています。

 

人に聞いても適当な事言うし、騒がしい中で

カラシの声に耳を傾け続けるしかありませんでした。

ラトナパークとキルティプルの乗車位置はこの辺りです。

とりあえず村の入り口であるナヤバザールで下車して

石の階段を上がって行きました。

ネパールどこもそうですが、溝掃除してます。

そして溝ざらいした後はめっちゃ臭いです。

ぽいぽい捨ててれば、そりゃあ詰まるよね。

 

で、この村は溝に加えて全てが工事中でした。

お寺も道も家も。

地震の影響でしょうか。

積極的に建て替えている印象を受けました。

窓枠の残った彫刻だけは残して

周りを無理やりレンガとコンクリートで埋めている箇所も。

家のドアが小ぶりなのがキュート。

確かにこっちの人は小柄ですからね。

グーグルマップを頼りにやっと到着。

Bagh Bhairab Temple

外人は中に入れません。

村の高い位置にあるので、カトマンズの様子を眺めることができます。

ゴミと排ガスと砂埃という苦しい風景でした。

さらに進んでUma Maheshwor Tampleへ向ってみます。

おお、門の左右に目がある!

ちょっと珍なかおりがしますねぇ。

ちょっと見上げる限り、ふぅーんという感じ。

ゾウさんに乗って遊べない様にトゲトゲが設置されているくらいかな。

彫刻は美しいけど、まぁこんなもんか。

と、再度柱の部分を見上げると

え??

セックスモチーフじゃん。

この寺の柱は全てこんなデザインでした。

カジュラーホみたいな遺跡もあるくらいだし

ヒンズー教のボス神達は絶倫らしい。

この女性は瓶の中に何入れてるんでしょう。

うーん、乱交はいいのでしょうか。

男2人✕女1人に見えますが。

結婚してない相手とは御法度なんじゃないの?

まぁ楽しそうで何よりです。

カトマンズの寺院の多くには、梁の部分に彫刻がされていますが

町中やスワヤンブナート寺院では見られないモチーフでした。

 

町中には至る所に神々を祀るものがありました。

神々が住む街というに相応しい。

木を切らずに道路を通している場所もあり

そういう所は日本と同じだなと思いました。

巨木には何かが宿ってると感じるのは世界共通なのかな。

こんな感じの村で唯一ちょっと有名なレストランがこちら。

廃墟みたいな建物の3~4階に位置するネワール料理を出すお店です。

Newa Lahana

メニューをぱらぱら見ていると

「ネワールセットかネワールピザにしなさい」と言われ

チキンピザ(チャタモリ)を注文してみました。

みたまんまの味です。

ただ・・・こんなん焼くだけなのに40分くらいかかりました。

スプライトはすっかり炭酸が抜けましたね。

以前他の店でネワールセットを頼んだことがあります。

こんな感じ。

一言で言うと、顎がめっちゃ疲れるプレート。

真ん中のドライな米(チウラ)をはじめとして

二種類の炒り豆も固いのなんのって・・・

節分の時に食べた豆を思い出しました。

店からは新旧混在のキルティプルの様子を眺めることができます。

 

派手さはないけど時間がゆっくりと流れる村でした。



最後までお読みいただき、ありがとうございます。



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