婚外交性 疑わしきは罰せよ!︰インドのイスラム社会

2018/3/22

ISの蛮行、イスラム国というネーミングからして

完全にキリスト側のプロパガンダだと思ってました。

石打ちの刑、鞭打ち公開処刑や手足切落しなんか時代錯誤にも程があるし

ショー的なものすら感じていました。

 

それが婚外交性への刑罰が現在のインドイスラム社会でも有効だなんて。

昔の話じゃなかったんだ。

ムスリムの男の子と話す機会があったので

気になる男女関係のこと切り込んでみて

個人的に感じたことをダラダラ書いてみます。

 

決してイスラム教を否定するわけではありません。

正直にゆるい仏教国で産まれて良かったと思ったという話です。

 

・秘密裏に彼女とかいるらしいけど、実際はどんな感じなの?

「チャットしたり、テレフォンセックスしたり、隠れて会ったりしてる」

ほほぉー。

お互いの家の周りをウロつくのは最大の危険行為。

ご近所や家族に疑われただけで終わり。

疑わしきは罰せよ、です。

そこまでのリスクを冒してでも

やっぱり彼氏彼女っていう関係は楽しいんだろうな。

 

・もし親が見つけて来た相手が気に入らなかったら?

「ブスだったら断るよ」

そりゃそうですよね、一生を共にするんですから。

厳密には一生の内でまともに会話をする異性は、夫(妻)だけしか許されません。

見合いの時でも、会話はダメなんですって。

顔を合わせるだけ、本当のお見合いです。

ま、男性側には顔を選ぶ権利はある様ですね。

女性側には、、、あるわけないよなぁ。

見た目が嫌でも、口や体臭が壊滅的に臭くても、受付けられない性癖があったとしても。

愚問でした。

 

もーギャンブルじゃん。

しかも自分で賭けれない人任せのギャンブル。

ここで負けたら、ずっと我慢の人生が待っています。

ローン!とか

一発逆転のチャンスすらなさそうだな

心の中で最悪の場面を妄想していると

「僕が生後1ヶ月の時に、父親は他の女と結婚したんだ。」

もう、かける言葉が見当たりません。

これってよくある話なのでしょうか。

 

それから母一人子一人。

借金しながら、ホテルや金持ちの家で洗濯婦として働き続ける人生。

一人息子の為に。

「そ、そっか。た、大変だったね。ママはいくつなの?」

「今36だよ」

あなた22でしょ。

じゃあママは14歳で子供産んで即捨てられて

ずううっと独り身ということですねぇ。

それでも息子を授かる事ができた幸せを感じ

充実した人生だと本人は感じているかもしれません。

 

でもさぁ。。。さすがに酷いでしょ。

中東諸国では再婚もポピュラーみたいですが。

やっぱりインドはちょっと違うみたい。

 

これのどこが女性を守る戒律なのでしょうか。

 

まさかトリプルタラークまで現実だったとは。

正式には「タラークタラークタラーク」と1度に言うのではなく

2回目まではイエローカードで即離婚にはならないんだって。

2回注意しても直らなかった場合、レッドカードとなるわけです。

 

インドではヒンズー教の男がトリプルタラークを間違った方法で使ってるんだ!と彼はご立腹でした。

もー細かい事はいいよ。

どっちにしても男から一方的に別れる権限がある。

そういう事でしょ。

 

やっと今年に入ってトリプルタラークはインドの法律的には無効になったけれど

1000年続いた習慣が法律なんてもので変わるとは到底思えません。

ねぇ、全く女性を守ってませんけど。

 

あーはいはい、守るに値しない女が悪いという考え方ね。

はいはいはいはい。

 

守るに値する女とは?

従順で一歩下って黙って付いてくる、決して出しゃばらず、下を向いて文句言わない女かな。

実際人間観察していると、亭主関白が感じられます。

レストランや列車で同席して少し話す機会があっても、家族を代表して話すのはパパ。

私がママに話しかけても、ぐいっとパパが答える。

女が出しゃばるなという圧力を感じます。

私女だし、別にいやらしい目で見ないのに。

店では女性は椅子にドカっと座り

注文〜支払いまで全て男性が行い

店員とさえ会話をさせません。

これはイスラム、ヒンズー共にですね。

 

インドの男は、パートナーをチラ見されるだけでもヤキモチを焼いちゃうらしいです。

めんどくせー。

その怒りが男に向けばいいけど

色目使っただろー?とか内に向いたら悲惨だと思います。

 

・婚前交渉バレたらどうなる?

「村中の男全員から殴られる。リンチ食らうだろうな」

おいおいおい、更なる衝撃。

本当にあるんだ、集団リンチ。

戒律破った人間を村中でリンチして殺したっていうニュースたまに聞くけど

ニュースになってるのは氷山の一角だ。

 

人間あんまり驚くと笑ってしまうんですね。

これは笑ってしまうレベルで衝撃でした。

うーん、さすがに名誉殺人までは聞けませんでした。

 

私の行った事のあるイスラム教の国、インドネシアやマレーシア、トルコには

ビジネスウーマンもいました。

一人で出かける女性もいました。

ラブホ的な施設もありました。

モロッコも中東諸国に比べたら比較的ゆるめでした。

トルコのケマルみたいなカリスマが大改革を行ったり

インドネシアやマレーシアの様にイスラム教が国内最大勢力であれば

時代と共に変わって行くことも可能なのかなって思ったものです。

スカーフも超カラフルでかわいいし。

実際これらの国で、私は気が重くなった事はありませんでした。

 

では、八割をヒンズー教が占めるインドでは?

 

なんだか取り残されてる様に感じます。

カラフルなスカーフも見ないし、リッチにも見えない。

そして何故か気が重いのです。

 

トリプルタラークだって異教徒に誤解されてた分(私も一度に3回言うんだと誤解してたし)

ちゃんとやろうとか、頑なになってると言うか。

ウチラの方が真面目にやってるんで、みたいな。

 

先にも書きましたが、イスラム教に異を唱えるわけではありません。

 

お金持ちの中東で暮らすイスラム女性は美しく

贅沢で満足な生活をしてらっしゃることでしょう。

 

ただ本来アッラーの前では人間皆平等なハズなのに

なんか腑に落ちない現実があるのです。

インドには。

そうは言っても、男は自分が優位だと思ってる生き物だし

暴力男や釣った魚に餌はやらんタイプは

宗教関係なく世界中にいるからなぁ。

 

自分の意思で勝負するか、親がベットするか

男女関係、結婚なんてものは

結局はそんなレベルの話なのかもしれません。

賭けない自由があるって、やっぱいいな。



最後までお読みいただき、ありがとうございます。



婚外交性 疑わしきは罰せよ!︰インドのイスラム社会」への4件のフィードバック

  1. 初めまして。いつもツイッター拝見させていただいてます。ブログも楽しみにしています。

    今回の内容は凄く勉強になりました。
    いつか長期でインドを回ってみたいと思う反面、やはりインド社会ではまだまだこれが現状なんだな。と思うと悲しくなります。
    女性を守るといえど、やはり国際的な支援も全然行き届いてないし未だにレイプ事件なんかも多いですもんね。
    それが世界に発信されるのもごく一部。日本で生活してる私が口にするのも薄っぺらい言葉ですが、いつかインドの女性たちに本当の幸せ
    が来ることを願うばかりです。

    これからもブログ楽しみにしています。

    返信
    1. takako 投稿作成者

      春さん

      コメントありがとうございます。

      インドではニュースが本当だったんだ!と驚く事が多いです。
      痴漢やレイプ被害が多いのも、戒律で皆さん欲求不満だからでしょう。本当に何の為なのか・・・
      女性が一方的に犠牲になって当たり前という考え方は、変わってほしいと思いますね。

      インドは文化や宗教の違いってだけでは受け止められない点が多くて、何かと疲れる国です(^_^;)
      ですが行ってみたいなら、是非行ってみて下さい。

  2. 大野栄一

    インドのイスラム社会を初めて知りました。私も北アフリカのイスラム国に3年間居住しましたが、日本と同様に本音と建て前が入り混じった状況でした。男女は隔離されてはいるものの、支配階級では男女関係はおおらかで、処女を喪失しても結婚前にスイスで処女膜再生手術を受け、新婚初夜の儀式で見事に血痕をシーツに付けて参列者に誇示するのは一般的に見られることのようでした。アルコールも公式宴会ではサービスされませんが、友人同士が自宅に集まってウィスキーを振る舞うのは日常茶飯事でした。本音と建前からイスラム社会を考察すると人間らしさを伺うことができます。

    返信
    1. takako 投稿作成者

      大野さん

      イスラム社会と言っても一言では語れませんね。国や地域、階級によって様々な違いがありそうです。
      処女膜再生手術というのも本当にあるんですねぇ~。
      北アフリカでの経験談たいへん興味深いです。またコメント下さいね。

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