うねる棚田!今まで見た人工物の中でトップクラス:元陽

2017/12/2 1元=17円

山間に這うようにして作られた棚田が

気が遠くなる程にどこまでも続く。

人間がコツコツとこんなに巨大なものを・・・

それも一区画だけではありません。

元陽には名前が付いている有名スポットだけでも四つもあるのです。

 

建水→南沙→新街→多依树(ドイシュ)と乗り継いで来ました。

直通バスもある様ですが、乗換えはスムーズで

降りた先に次のバスが待っているので問題ありません。

 

新街→ドイシュ行きのミニバン運転手から営業がかかり

夕日+朝日~昼過ぎまで色々周るツアーに参加しました。(100元)

 

何言ってるか全く分からないし初めは超疑っていましたが

参加して正解だったと思います。

小柄な女性ガイドさんは、参加者をよく見ていて気配りのできる人でした。

どーーん!と開けたスポットへ出るには

村の中を通るルートばかりなので個人で見つけるのは大変かと。

村と村をつなぐ定期バスも少なそうなので効率が悪そうです。

 

まず夕日は有名スポットの老虎嘴梯田景区へ向かいました。

なんと正規の門から入ると100元徴収されます!

ここで頼りになるのが裏口への案内人です。

地元のおばちゃんの手引きで村と細い山道を抜けて行きました。

手引き料は一人10元。

夫婦、一人旅のお姉さん、私を案内して計40元。

「ちょっと隠れてて、先見てくるから!」と何度か先回りして

見張りがいないか確認するお仕事。

バレなければいい商売ですな。

 

夕日スポットは、日がモロに当たるから目が痛いし

デジカメレベルじゃ色が飛んでどうにもなりません。

人も多いしなー、初日はちょっと不完全燃焼でした。

 

二日目は朝7時前から行動開始です。

どよーん・・・あいにくの霧。

晴れるんだろうか・・・

とりあえず天気が回復するまで朝ごはんを食べて待ち

なかなか霧が晴れないので市場へ行く事になった模様。

私以外の中国人参加者3人が話し合って決めていきます。

ま、私は何でもいいでーす。

市場には民族衣装を着た人がいっぱい!

籠の中は動物や野菜、果物でいっぱい!

野菜も果物も山積みでキレイに並んでいます。

種類が豊富で食文化の高さを感じます。

スパイスも大量。

ここでも豆腐は一口サイズが主流です。

そして9時過ぎ。

ようやく霧が晴れてきて、やっと期待通りの景色が現れてきました。

おおーいい感じじゃないか。

ガイドさんがしきりに服を指差して何か言ってきます。

寒いからコート貸してあげようか?と言ってると思い、何度もお断りしました。

寒そうに見えたのかな。

薄着に見えてヒートテック、フリース、レインはあったか組み合わせで

登山用品のクオリティは最強なんですよ。

と心の中でつぶやき、棚田の中を危うく歩いてみました。

水分を含んだ土なので不安定なことこの上ない。

しかも靴くらいの幅しかありません。

絶対に落ちたくねー。

必死にバランスを取っていると

ガイドさんが荷物を持って軽々と追いかけて来ました。

また服を指差しています。

荷物の中を覗いてみると民族衣装が入っていました。

 

まさか?!

これに着替えろということか?

 

しかし棚田の真ん中まで持って来なくても・・・

意志の疎通ができなかったのと、しつこく服を脱げと迫るので

仕方なく田んぼの真ん中で着替える羽目に。

ただでさえ足場が悪いっつってんのに。

フリース落としたら本当に怒りますよ。

 

民族衣装というのは登山用品と真反対で機能性ゼロ。

キツイし、伸縮性がないので動きにくく

ポケットもないのでカメラをしまえず不便。

ぺらぺらで寒いくせに、日が出てきて汗ばむと蒸れ

ボタンが多くて簡単に脱ぎ着もできません。

 

完全に着せかえ人形と化した私は

籠を背負って棚田へ出ろと言われ、田んぼに落ちない様に必死でした。

何回も断ってんのに民族衣装を着せる事に関しては超強引・・・なぜ。

こういうの喜ぶ人が多いのだろうか。

 

ガイドさんが撮っていた写真を見たら

うわぁやっぱり不機嫌そう・・・笑

子供の頃、田んぼに落ちた事あって怖いんですよ。

面白がってカメラ好きの親父に狙われるし。

もーー。

籠も固くて重いんだよ。

はぁ、もーいいや。脱ぐのもめんどくさい。

 

ハミ族のお家を見せてもらいながらいくつか撮影ポイントへ寄りました。

村には共同水場があり、皆さん洗濯や水汲みをしていました。

水が豊富なのがよくわかります。

じゃーーーーっと水の勢いがスゴイ。

よく見ると中国らしく水路はゴミだらけなのが残念。

汚水も生活用水も、道端でおっさんの吐く痰もごちゃ混ぜなのよね。

鼻たれ小僧を久しぶりに見ました。

展望台のへりで遊ぶ子供たち。

調子こいてると落ちるぞ。

今はシーズンオフなので、水の張っている部分が少ないです。

季節が変われば景色も変わるので、また来てみたいなぁ。

田植えの時期か、刈入れ時期が良さそうかな。

いやぁ、圧巻でした。

 

自然美やエイリアンの残した巨石文明も美しいですけど

人間がこつこつ作ったものの中で元陽の感動レベルは高い!

敷地が半端なく広くて、現在も使われており更に拡大中。

人間の地道な作業もスゴイと素直に感心&感動しました。

 

皆さん朝は早いし、とっても働き者。

そんな生活風景も垣間見れたドイシュ滞在でした。



最後までお読みいただき、ありがとうございます。



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