バス・鉄道情報は現地収集のみ︰ブルガリア移動まとめ

2018/8/20  1レフ=65円

ブルガリアの列車やバスは本当に読めません。

オンラインで正しい情報を得るのも難しいです。

ブルガリア人でさえ混乱する交通機関。

世界一周中、ブルガリアで初体験があったので

普段あまり触れない移動の話について書いていきます。

 

ブルガリアで行きたい場所はこんな感じでバラバラ。

コプリフティシティツァとロヴェチが小さな街なので

これをどう絡ませていくかが問題でした。

マップの青ピンは今回利用したバスターミナルや鉄道駅、

緑ピンは列車の乗換えをした駅です。

 

地図で見ると道がありそうだけどバスは走っていないとか

グーグルマップに出ているバスターミナルに電話しても不通とか

インフォメーションセンターのお姉さんにも「一応これが出発時間だけど、バス停で確認してね」と念を押され

小さい街にもバスターミナルが数カ所あったりして混乱します。

 

さらに鉄道サイトでは単線しか検索することができず

それ以外は全て「ソフィア経由」でヒットしてきます。

ソフィアからのデータしか入れていないのでしょう

何が何でも、どれだけ遠回りでもソフィアに一旦戻してきます。

チッ、使えない。

 

という事で、現地に着いてから情報を得るしかなく

ソフィア→プロブディフ→コプリシティツァ→ヴェリコ・タルノボ

このルートで進むことにしました。

ロヴェチへはヴェリコ・タルノボに荷物を置いて行こうかと。

 

・ソフィア→プロブディフ

ソフィアは首都ですからバス会社も便も多いので

中央駅に行けばなんとかなりそうです。

一番上がプロブディフ行き。

11:00の便はソフィアを出発する時点で満席でした。

(14レフ)

 

プロブディフにはバスターミナルが2つあり

ソフィアからのバスは南の方(鉄道駅近く)に到着。

ここではイスタンブール行きのバス会社が目立ちました。

窓口のおばさんに明日の行き先を告げてみると

「コプリシティツァ?ここ、ノーバス。

北バスターミナル、ふぁーらうぇい。」とのこと。

 

めんどくさいなぁ・・・と思い鉄道駅でも情報収集してみることに。

インフォメーション、カッサ共に英語は全く通じませんでした。

かろうじて「トゥモロー」だけ分かった様で

何やら説明されてチケットが発行されました。

情報が欲しかっただけだったんだけど、

列車があるならそれでいいっか。

という事で、北バスターミナルへ行くことなく列車移動決定です。

 

・プロブディフ→コプリシティツァ

乗換えの駅、発車時間、到着時間も印字されているチケットで助かりました。

読み取ってみると、2回の乗換えがある様です。

しかも待ち時間が2時間もあるじゃん。

ま、6.10レフって安すぎだから許すか(390円くらい)

列車は落書きだらけで、ところどころ窓にひびが入っています。

外からは想像がつかないほど車中はきれいでした。

ドイツやギリシャで走っている車体と同じ。

しかもなんと!プロブディフの駅を時間キッカリに出発。

なかなかやるじゃないか、いい滑り出しです。

 

車掌さんも優しくて、キップを確認する時に

「カルロボで乗り換えるんだよ。コプリシティツァ?

お、あのご婦人と同じ方面じゃないか。ちょっと彼女のこと頼んだよ。」

的なこと言ってくれました。

世話焼き役のご婦人は心強い。

 

今回は時間通りに出発したので、時間で当たりを付けられます。

列車は乗り過ごしが怖いですよね。

車内放送や表示は一切ありませんので

マップと駅名を確認しながら、睡魔と戦わなければいけません。

さて、カルロボに着きました。

こんな何もない駅で2時間も時間潰すのか。

荷物預かり所はなさそうだったので

構内の売店でお菓子とエスプレッソを買って

スーツケースを店の隅っこに置かせてもらうことにしました。

田舎町をぶらぶらしてみるか。

やるなぁブルガリア。

居心地の良いカフェは田舎にもありました。

カフェで気分よく過ごした後、ゆっくり駅に戻りました。

 

出発予定時間は13:10。

13:00、列車がホームに入って来ました。

電光掲示板を見ても、私の乗る列車以外の予定はありません。

9割方あれで間違いないだろうと思いつつも一応

窓口のおじさんにチケットを見せてみると。

「ノー。ノートレイン。」

え・・・固まる私。ちょ・・・。

「ノートレイン、ブス、ブス。アウト。」

おじさんは駅の外を指さしています。

そういえば、さっきチケット買ってた人も駅の外に出て行ったな。

 

何なんだよ、全く・・・

駅の外に出てみると、それらしいバスの周りに人が集まっています。

世話役のご婦人もいました!

「何なの?バスで行くの?列車じゃないの?」

「ブルガリアだからねぇ」苦笑

 

そうです。これが私の初体験でした。

列車チケットに、一区間だけバス移動が含まれているという。

一応聞いてみるか、って窓口へ行ったから良かったものの

まさかバスが混ざってくるなんて全く思っていませんでした。

 

たまたま工事か何かで、バスでの振替輸送をしていたのでしょうか。

それにしても、誰もバスなんて言ってなかったじゃん。

いや、ブルガリア語で教えてくれていたかもしれません。

ブルガリア語の構内放送があったのかもしれません。

 

あー焦りました・・・。

しかも予定時刻よりも5分も早く見切り発車してるし。

これユーゴだけじゃなくて、ブルガリアでもあるのね。

乗り換え時間が2時間もあったのに、最後はギリギリでした。

 

バスを降りて、駅まで皆で歩いて行きます。

車掌さんが一緒なので安心でした。

列車が来るまでの時間で、情報収集しようと思い

車掌さんにヴェリコ・タルノボ行きについて聞いてみました。

「直通はないなぁ、どこで乗り換えればいいんだろう?」

それを聞いた乗客の皆さんが色々提案してくれました。

ネットで列車を調べてくれたり

ガブロヴォ経由がいいんじゃない?

鉄道駅とバスターミナルが近いからカザンラク乗換えがベストだよ。

などなど。

おばあちゃんが地図くれたし。

あ、ありがとう。

皆でわーわー言っていると、英語のできるお姉さんが登場。

「ブルガリア語で話しても分かんないわよねぇ」

この時、10人あまりの乗客と車掌さん、そして私は

完全に一致団結してこのルートに立ち向かっていました。

たくさん案は出たものの、正確なことは現地に行かないと分からず、とのこと。

 

「ほんと嫌になっちゃう、ネットで情報が得られないなんて。

変更も多いし、時間も当てにならない。まぁこれがブルガリアよ。」

ブルガリア人のお姉さんが言うんだから間違いないんだろうな。

 

さて、私の降りる駅が近付いて来ました。

「トンネルを抜けたらコプリシティツァよ」とお姉さん。

「あんた、ドブレ(OK)??地図は持ったか?」とおばあちゃん。

車掌さんは「次だよ」とわざわざ言いに来てくれ

あっちでは世話役のご婦人がウインクしています。

みんなありがとーーう。

誰?ブルガリア人が冷たいって言ったの。

皆さん世話焼きで、とっても優しいじゃないですか。

 

・コプリシティツァ鉄道駅→村

鉄道駅から村までは約9.5キロ。

列車の時間に合わせてミニバンの運行があります。(3レフ)

鉄道駅から村への時間は記載がありません。

列車の到着時間&発車時間、どこから来てどこへ向かうのか。

一番右の時間が、村から鉄道駅までのミニバンの時間です。

 

・コプリシティツァ→ヴェリコタルノボ

ブルガス行きに乗りダボボで乗換え。(12.2レフ)

コプリシティツア駅の車掌さんが正解を持っていました。

今回のチケットは詳細が書いてありません。

 

この駅はなかなかかわいい感じ。

車掌さんがまたコスプレっぽくてかわいい。

列車が入って来るタイミングで帽子をかぶってホームに立ちます。

帽子が赤やピンクなの!キュート!

女性の駅員さんが多い気がしますね。

年配の人でもミニスカートやピンクのパンツでお仕事です。

ソフィアのトラムも女性運転手さんが多かったな。

 

先日同様のキレイな列車を期待していたのですが・・・

残念ながらダニのいそうな古く汚れた座席でした。

8人用コンパートメント(2等席)

路線によって車両の当たり外れが大きいですね。

 

まぁ一応、何とかはなるブルガリア国内の移動。

ただ田舎に行こうとすると計画が立てにくいですね。

短期で時間が限られている人は大変かと思います。

この記事の情報だって明日には変わってるかもしれませんしね。

 

宿のマダムに移動について愚痴ると

「ははは。それがブルガリアだからねぇ」だって。

このセリフ何回目だろう。

そう、これがブルガリアなのです。



最後までお読みいただき、ありがとうございます。



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