Before Sunriseのロケ地で一人妄想:ウィーン

2018/6/28_29

好きな映画はセリフを覚えるくらい観ます。

Before Sunriseは何度も観た映画のひとつ。

ウイーンはこの映画のロケ地であり

ヒトラーだけでなくこちらも楽しみでした。

 

ストーリーを一言で言ってしまえば

ウイーンで主人公たちが一夜を過ごしながら

色々話をして惹かれ合う、まぁまぁよくあるお話です。

 

この映画を観たのは大学を卒業する頃だったかな。

しみじみ人間って変わらないもんだなと思います。

 

こういうBefore Sunrise的な過ごし方が

一番夢があるって今でも思ってますもんね。

痛いですかね?

はいはいはい、そうかもしれませんが!

 

正直、毎日同じじゃ飽きませんか。

永遠とか本当に吐き気がするんですよ。

アドレナリンが出てた方が楽しいじゃないですか。

 

「生活」とか「慣れ合い」になってしまうのは

私いくつになっても受け入れられないのです。

だから続編のSunsetは好きだけど、Midnightは観ませんでした。

今後も観ません。

 

今回巡ったロケ地はこちら。

さて、物語の順を追って振り返ってみます。

 

まずはウイーンの街に降り立ったシーン。

ナイスブリッジ・・・って何だか変な感じねーって

初対面の距離感で歩き始める二人。

現在は木製ではなく思いっきりコンクリ橋になってました。

川はあまりきれいではなく、人っ子一人いませんでした。

ナイスブリッジ。

ウイーンの街並みはいちいちオシャレで美術的です。

橋から眺めるビルの一角に画が描かれていたり

よく見ると鎧のオブジェだったり。

この付近だけでも奇抜なデザインのビルがちらほら。

歩くのが楽しい街ですね。

 

路面電車に乗りながら、レコード屋さんに立ち寄ります。

お、ここですね。

店内には映画のポスターも飾られていました。

大変静かでレコードやCDを視聴している人

定員さんがちらほらいるのみ。

ばんばん写真を撮れる雰囲気ではありませんでした。

全体像入れたらCDケースが写ってて残念・・・

私的にレコードのつもりだったのに。

レコードって大きいからジャケットが引き立ちますよね。

ぱらぱら見ているだけでも楽しい。

ウイーンでは他にもレコード屋さんを見かけ

無造作に露店で販売していたりして驚きました。

 

遊園地にやって来る頃になると距離感が縮まります。

夜の観覧車の中でキスするシーンですね。

おお、映画と同じ大き目のゴンドラです。

遊園地こそ一人で来るもんじゃありませんね。

一人観覧車?そこまでの勇気はありません。

ちらりと見ただけで退散しました。

 

次はカフェでの電話のシーン。

距離感が縮まって来ると気になるのが

相手が自分の事を友達にどう話すか?

なんかもうかわいいシーンなんですよ、ここ。

撮影現場となったカフェは健在です。

カフェ内はやや混雑気味でしたが、奥のソファをゲット!

うーん、いい感じ。

エスプレッソとあんずタルトをいただきました。

銀のプレートが映画と一緒だ、わーい。

店員さんも素敵なおじ様で雰囲気良かったです。

こういうカフェに来たらスマホ触るのは止めて

会話を楽しんだり、ひたすら一人の世界に入るのがいいと思う。

電子機器はダメだけど、新聞や雑誌はOKみたいな。

この感覚分かってもらえます?

 

そして朝の目覚めのシーン。

別れの時間が刻一刻と迫っています。

朝の空気はまたちょっと違うんだろうな。

美術館前のカフェスタンド、緑うさぎが乗ってるのがかわいい。

美術館に入場しなくても、この銅像の周りまで上れます。

連絡先を交換しても一二回やり取りして結局それまで。

そういうの嫌だよねって、最後の最後まで次の約束をしなかった二人。

この映画は1995年のものですが、この法則って20年以上経っても変わらないなと。

どんどん気軽に連絡が取れる様になっている2018年でも

環境が変われば人も変わり、忘れていくわけで。

同じなんだよね、そういう感覚。

夢には切ない現実も含まれているんですよね。

 

ジェシーの最初の誘い文句も好き。

何十年後かの日常の中で、ふと思い出して微笑むことができる様な時間を過ごそうって。

だって存在すら忘れてしまう人もいますから。

 

この映画のそういう細かい感覚が好きだったりするのです。

ロケ地で映画回想と妄想を十分いたしました。

 

あ、残念ながらハープのお家は見つけられませんでした。

当初、テーマ(ロケ地・ヒトラー)を分けて周ろうと計画していたのですが

限られた時間の中で効率を考えてしまい

実際は順番が前後し、日にちもまたいで巡りました。

ロケ地巡りだけに絞るなら一日で余裕です。

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また映画を観たくなってきました☆



最後までお読みいただき、ありがとうございます。



Before Sunriseのロケ地で一人妄想:ウィーン」への2件のフィードバック

  1. あいこ

    その映画知らんわ
    ロケ地巡るほど好きなんだね!
    実在してるとおおー!ってなるね( ^ω^ )

    返信
    1. takako 投稿作成者

      続編が出るくらい有名だよ、と個人的には思っています。

      ロケ地巡りは初だったけど、なかなか楽しめました。
      あとはゴッドファーザーのシチリア島かな。

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